利用頻度の多いものとしては、マルチエンティティを用いて、複数の項目を
リンクさせることが多いと思いますが、階層構造を持たせるためにシングルの
エンティティを利用するケースがあります。
デフォルトでは、エピソード - シーケンス - ショット のつながりは、
シングルでつながっています。
簡単に言うと、ショットは1つのシーケンスにしかリンクできず、シーケンスは
1つのエピソードにしかリンクできない設定になります。
シングルでの階層設定は、ショットやタスクのページにおいて、エピソードのフィールド情報で
まとめることができたりが便利です。
設定方法は下記となります。シーケンスエンティティが不要で、直接ショットの親にエピソードを
設定したい場合の方法となります。
最初に、
エピソードエンティティに EP01
ショットエンティティに C001
の情報がある想定です。
フィールドを作成します。
※必ず、子になるエンティティ(今回はショット)で行ってください。
エンティティを選択して、エピソードを選びます。
エピソードエンティティにも同時にフィールドが作成されますので、
エピソードエンティティの該当のフィールドを開いて、C001といれてみます。
Shot <-> EP_Link という表示が読みづらい場合は、フィールド名を
変更してください。
再度ショットを開くとエピソード名が入っているのが確認できます。
あとは、階層設定をしておきます。トラッキング設定に入ります。
エピソードを開いて、フラットな階層を選択します。一番上の階層の意味です。
ショットを選択して、上記で作成したフィールドを用いた階層設定を選びます。
これで階層設定が完了です。
ショットの詳細ページを見ると、下記のように設定されているのが確認できます。
その他活用方法
タスクの情報をエピソードのフィールド情報でまとめる。
デフォルトはリンクフィールドでグループされてます。
リンクフィールドはショットの情報になります。
上記に対して、高度なグループ化を使用して、リンクの上に、エピソードを設定してみます。
フィルターをひとつ追加して、上に置きます。
あとは、ここにエピソードの特定フィールドを選択します。
情報のたどり方は下記のようになります。
このように、パイプラインで細分化されたタスク(ページ)を、親のリンクからたどって
ショットやエピソードの特定フィールド情報でグルーピングが可能になります。
この方法を活用すれば、エピソードエンティティの代わりに、カスタムエンティティどうしを用いて、
親子関係を自由に設定することも可能になります。