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 デフォーム:コンポーネントタグから範囲を設定する減衰

デフォーマの 入力アトリビュート > コンポーネントタグ でデフォーマが作用する場所を限定する他に、「サブセットの減衰」を使用して更に影響の範囲を編集することができます。
下の立方体は3つのコンポーネントタグを持ち、ラティスで変形しています。 ここに「サブセットの減衰」を使ってゆきます。

Falloff5_0a0.png Falloff5_0a1.png
Falloff5_0c.png
Falloff5_0b.png
  1. ffd1 > 入力アトリビュート > コンポーネントタグ は「*」としたまま 入力アトリビュート > [RMB]長押し > 割り当て サブセットの減衰 > 作成 サブセットの作成 を実行します。
    この時点では見た目の変化はありませんが、立方体には新たに「subsetFalloff」というタブができています。
    Falloff5_1a.png Falloff5_1b.png

     

  2. subsetFalloff > サブセット減衰アトリビュート をONにすると「減衰タグ」が入力可能となりますので、ここでこのデフォーマの影響を受けたいコンポーネントタグを指定します。 この時「+,-」も使用可能です。
    Falloff5_2a.png
    Falloff5_2b0.png
    減衰タグ:TagA
    Falloff5_2b1.png
    減衰タグ:TagA + TagB

     

  3. サブセット減衰アトリビュート > 開始/終了 でコンポーネントタグの外周からの減衰の開始/終了を設定できます。
    Falloff5_3a.png
    Falloff5_3b0.png
    開始:0
    終了:1
    Falloff5_3b1.png
    開始:0
    終了:3
    Falloff5_3b2.png
    開始:0
    終了:6
    開始の値を終了より大きくしても面白いですね。
    Falloff5_3c1.png Falloff5_3c0.png

     

  4. サブセット減衰アトリビュート > スケール では開始/終了の値をスケーリングします。
    Falloff5_4a.png
    Falloff5_4b0.png
    開始:0 / 終了:6
    スケール:0.5
    Falloff5_4b1.png
    開始:0 / 終了:6
    スケール:1.0
    Falloff5_4b2.png
    開始:0 / 終了:6
    スケール:2.0

     

  5. サブセット減衰アトリビュート > モード は既定では「接続」となっています、この時は「開始/終了」はメッシュトポロジーを元に計算し、「ボリューム」とすると距離で計算します。
    Falloff5_5a.png Falloff5_5b0.png
    接続

    Falloff5_5b1.png



  6. サブセット減衰アトリビュート > 境界内 は既定ではONとなっており、減衰はコンポーネントタグの外から中心に向かいますが、これをOFFとすると境界からコンポーネントタグの外側に向かって減衰します。
    なお外側のコンポーネントにデフォーマが有効になっていないとこの効果は得られません。 デフォームタグの 入力アトリビュート > コンポーネント タグ は「*(すべて)」としておくか、サブセット減衰で使用するコンポーネントタグより領域の大きいコンポーネントタグとしておく必要があります。
    Falloff5_6a.png
    Falloff5_6b0.png Falloff5_6b1.png Falloff5_6b2.png

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