デフォーマの 入力アトリビュート > コンポーネントタグ でデフォーマが作用する場所を限定する他に、「サブセットの減衰」を使用して更に影響の範囲を編集することができます。
下の立方体は3つのコンポーネントタグを持ち、ラティスで変形しています。 ここに「サブセットの減衰」を使ってゆきます。
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- ffd1 > 入力アトリビュート > コンポーネントタグ は「*」としたまま 入力アトリビュート > [RMB]長押し > 割り当て サブセットの減衰 > 作成 サブセットの作成 を実行します。
この時点では見た目の変化はありませんが、立方体には新たに「subsetFalloff」というタブができています。
- subsetFalloff > サブセット減衰アトリビュート をONにすると「減衰タグ」が入力可能となりますので、ここでこのデフォーマの影響を受けたいコンポーネントタグを指定します。 この時「+,-」も使用可能です。
減衰タグ:TagA
減衰タグ:TagA + TagB - サブセット減衰アトリビュート > 開始/終了 でコンポーネントタグの外周からの減衰の開始/終了を設定できます。
開始:0
終了:1
開始:0
終了:3
開始:0
終了:6
- サブセット減衰アトリビュート > スケール では開始/終了の値をスケーリングします。
開始:0 / 終了:6
スケール:0.5
開始:0 / 終了:6
スケール:1.0
開始:0 / 終了:6
スケール:2.0 - サブセット減衰アトリビュート > モード は既定では「接続」となっています、この時は「開始/終了」はメッシュトポロジーを元に計算し、「ボリューム」とすると距離で計算します。
接続 - サブセット減衰アトリビュート > 境界内 は既定ではONとなっており、減衰はコンポーネントタグの外から中心に向かいますが、これをOFFとすると境界からコンポーネントタグの外側に向かって減衰します。
なお外側のコンポーネントにデフォーマが有効になっていないとこの効果は得られません。 デフォームタグの 入力アトリビュート > コンポーネント タグ は「*(すべて)」としておくか、サブセット減衰で使用するコンポーネントタグより領域の大きいコンポーネントタグとしておく必要があります。