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Heads up: 自動メモリ管理オプション(2.5.04)

Redshiftの "メモリ"タブに "自動メモリ管理"オプションが含まれていることをお知らせしたいと思います。
可能であれば、レンダリングのパフォーマンスを向上させるために、これを有効にすると、Redshiftの
テクスチャキャッシュとレイ予約メモリの設定が動的に調整されます。
このオプションは、2.5ビルドでのみ使用できます。

経緯を少し説明します。

Redshiftの経験豊富なユーザーは、レンダリングを高速化するために、「レイ予約」設定(「メモリ」タブ内)を手動で増やしています。
しかし、その設定を調整するには、ちょっとした推測が必要です。
十分なVRAMを持たないGPU、またはシーンがVRAMより重い場合、この設定は実際にはパフォーマンスを
上げるのではなく、削減してしまうかもしれません!

さらに、この設定はすべてのGPUでグローバルなので、1つのサイズはすべてに適合しません!
異なるVRAMサイズを持つ複数のGPUを使用しているコンピュータは、「レイ予約済み」の設定があるGPUの
パフォーマンスを助け、別のGPUのパフォーマンスを損なう可能性があることを意味します。
新しい「自動メモリ管理(Automatic memory management )」オプションは、各GPUがそれに合ったメモリ設定を
得ることを保証します。多くのVRAMを含むGPUは大きなレイ・バッファを確保し、VRAMの少ないGPUはそうしません。

最初は、この新しいオプションはデフォルトで無効になります。
皆さんからのフィードバックをいただき、それに関連するバグを修正したら、デフォルトで有効にして、
新しいユーザーに恩恵を受けるようにします。

原文:https://www.redshift3d.com/forums/viewthread/11493/

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