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Nuke マシンラーニング機能

Nuke13の新機能として追加されたマシンラーニングツール(機械学習)について紹介します。

 

この機能はNukeX、Nuke Studioに追加されています。

追加された4つの新機能マシンラーニングノード

CopyCat Node

CopyCatノードは、ガーベジーマット、トラッキングマーカーの除去、ビューティワークなどの作業を自動的に行うために、アーティストがシーケンス内の少数のリファレンスフレームを使用してニューラルネットワークを学習し、その効果を再現するようにネットワークをトレーニングすることができます。

 

Inference Node

Inferenceノードは、CopyCat が生成するニューラルネットワークを実行するノードです。CopyCat がネットワークのトレーニングに成功すると、その重みが .cat ファイルとしてチェックポイントに保存されます。これを Inference ノードに読み込んで、シーケンスの残りの部分に適用したり、別のシーケンスに適用したりすることができます。

 

Deblur Node

Deblurノードは、事前にトレーニングされた機械学習ネットワークを使用して、入力画像からモーションブラーを削除します。

 

Upscale Node

Upscaleノードは、事前に学習された機械学習ネットワークを用いて、入力フォーマットを2倍に拡大します。例えば、1920x1080の入力画像は、3840x2160の出力画像にアップスケールします。

 

マシンラーニングツールCopyCatノードの使用方法についてFoundry Japanで日本語のチュートリアル公開がされています。

 

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