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Windows でNuke12.0+バージョンを使用すると起動時にクラッシュする

症状

Windows環境でNuke12.0+バージョンを使用していると起動できずにクラッシュすることがあります。

その時コマンドプロンプトに下記内容のエラーが表示されます。

Worker process failed. Hiero encountered a fatal error. This is most likely due to an unhandled exception.

 

原因

主な原因の1つは、QuickTimeがインストールされていることです。

必要なQuickTimeディレクトリがPATH環境変数にないか、QuickTimeが英語以外の形式でインストールされていると、Nukeの起動に影響し、エラーメッセージが表示される可能性があります。

Nuke 12.0+のバージョンでは、QuickTimeの依存関係を減らすために開発上の変更が加えられています。これは、問題が発生し始める潜在的な原因です。

 

解決方法

 

-QuickTimeをアンインストールします。

-PATH環境変数を確認します。

QuickTimeがインストールされている場合は、PATH環境変数にQuickTimeのインストールパスが含まれていることを確認してください。QuickTimeパスのデフォルト値は次のとおりです。C:\ Program Files(x86)\ QuickTime \ QTSystem \

-QuickTimeはインストールされていますが、無効になっています:

この問題が発生してもQuickTimeをインストールしたままにする必要があるユーザーの場合は、NUKE_QUICKTIME_ENABLE=0環境変数を設定してください。

 

この記事の原文は下記のページから確認できます。

Q100588: Hiero encountered a fatal error and crashes when launching Nuke on Windows.

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