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ZBrush 2022 スタンドアロンインストーラ過去バージョンのメーカー申請と注意事項

※本記事は 2021年 5月執筆です。Pixologic 時代の ZBrush 永続ライセンスが対象となります。

 

ZBrush スタンドアロンのインストーラは My Licenses にあります。ここには常に最新版が表示され、メーカーサポートやバグ修正を受けることができます。

ただし様々な理由で過去バージョンのインストーラが必要になる場合はあります。

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上の例の通り、My Licenses から Pixologic Support に問合せをすれば過去バージョンのダウンロードリンクを提供してもらうことは可能です。問合わせはこちらからできます。

ただし申請すれば好きなバージョンを制限無しにもらえるわけではなく、いくつか注意事項と制限、必要な情報があります。

 

0. 過去バージョンの利用は最終手段

第一として、他に方法が無い場合のみ過去バージョンを使うようにしてください。
クライアント様とご相談いただき、最新版で対応できる場合はそちらをご利用ください

後述の通り、過去バージョンはサポートされていません。問題が発生した場合は、ユーザー様自身で解決いただくことになります。
また、同じコンピューター上に異なるバージョンをインストールしておけない場合もあります。インストール手順を間違えた場合多くの問題にぶつかりますが、メーカーではそれらをサポートすることができません。

 

1. メーカーサポート対応不可

過去のバージョンで問題が発生した場合、Pixologic によるサポートを受けることができません。同様にバグレポートも受け付けておりません。これは、バグ修正のためのアップグレードの料金が発生していないためです。
バグ修正や不具合のサポートを受けるには最新版をご利用いただく必要があります。
メーカーでは、古いバージョンをまだ使用している他のユーザーとファイルの互換性を保つためにこのリクエストを行う場合は、ダウングレードでバージョンを合わせるのではなくアップグレードで合わせるのが最善とされています。


2. 過去バージョンと最新バージョンのファイル競合

最新バージョンの ZBrush で作成したファイルは、古いバージョンでは開くことができません。したがって、最新バージョンをインストールしてから ZBrush で行った作業は、古いバージョンにロールバックすると事実上失われます。また、現在のバージョンと古いバージョンの両方をコンピューターにインストールすることもできません。これらは同じ ZBrushData フォルダーを共有するためです。
コンピューターの異なるフォルダーにインストールした場合でも、両方のバージョンの実行を切り替えようとするとクラッシュが発生します。

 

3. ダウングレードする場合

ファイルの競合の問題により以前のバージョンにロールバックするには、現行のバージョンをアンインストールし、コンピューターからその痕跡をすべて削除してから、古いバージョンをインストールする必要があります。手順を適切に実行することが重要です。特に、古いバージョンではメーカーサポートを受けられないため注意が必要です。

 

4. 提供できるバージョン

ダウンロードできる古いバージョンは ZBrush 2020.1.4, ZBrush 2021.1.2, ZBrush2021.5.1, ZBrush 2021.6.6(2021-10-13 現在)の 4つだけです。これらはそれぞれ、特定のバージョン内の最終リリースであり、次のバージョンの新機能の開発に移る前にそのバージョンに加えられたすべてのバグ修正が含まれています。これら以外のリリースを提供することはできません。

 

これらについてご理解いただけた場合、

1. 上記注意事項をご確認いただけたこと
2. 過去バージョンを必要とする理由
3. 必要とするバージョン

をメーカーからの連絡に返信する形でダウンロードリンクを提供してもらうことができます。

弊社ボーンデジタルから ZBrush をご契約のお客様は、弊社が代理としてメーカーへ申請させていただきます。
上記3点をご記載いただき、support@borndigital.co.jp までご連絡ください。

問題が解決しない場合は、Born Digital サポートまでお問い合わせ下さい。

※ 問い合わせ対応はBorn Digitalより製品をご購入頂きましたお客様のみのサービスとなります。ご了承下さい。
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