Vellum Brush SOP は、ビューポート内の Vellum ジオメトリをブラッシングできるインタラクティブなツールです。このインタラクティブ機能を使用すると、Dampモードでのスカルプティング操作や、Settleモードでのドレーピング操作が可能になります。このツールの目的は、既存の Vellum セットアップを修正することです。このツールは、Vellum cloth, Vellum hair,  Vellum Softbodyに使用できます。

Vellum Brushの使用はとっても簡単！それでもシミュレーションしたような形状を作り出すことができます。

添付ファイルをHoudini 18.5で開きます。シンプルな円形の板が表示されます。

Vellum Configure Clothノードを接続

更にVellum Brushを接続

ビューポートをクリックし、EnterキーをおすとVellum Brushオプションにアクセス可能。

ビューポートで右クリックをすることでもオプション設定が可能。

BrushモードジオメトリをペイントするとVellumを使用したドレープ作成などがスカルプトで可能になります。

Brushモードは、ブラシ ストロークの方向にジオメトリをプッシュし、影響のあるエリアはカーソルに沿ってVellumオブジェクトを移動します布を手でなぞったりするのに似ており、布のしわを滑らかにしたり、便利です。

Dragモードに変更して、ペイントします。Dragブラシは、ブラシ下のジオメトリを取得し、ブラシストロークの方向に移動して、影響を受ける領域を最初のクリック時と同じに保ちます。 これは、一枚の布にポイントを持って動かす方法と似ています。

Contact/Expandモードに変更します。このモードはブラシの周囲のポイントが内側または外側にスケーリングされます。 これは、布をつまんで布を束ねたり、アイロンをかけてしわを滑らかにする方法と似ています。左ボタンで近づけ、Ctrlと左ボタンでしわを伸ばします。

エッジ部分を左ボタンでスカルプトして、しわを追加。

Rotateモードはマウスカーソルの周りのポイントを時計回りまたは反時計回りに回転させます。

くるくるっとしたナプキンみたいにしてみました。

Crease/Ruffleに変更し

CreaseスケールとRuffleスケールによってブラシの周りの布の距離の公司トレインを縮小または拡大します。

左ボタンでCrease

 

Ctrlと左ボタンでRuffle（ラッフルはひだ飾りのような、ギャザーをいれたナミナミ）

この端の部分をスカルプトでナミナミに

Shiftと中ボタンで固定したい部分をピン止め可能。

ちょっとした布系アセットや洋服モデルに加工が楽になりますね！
Vellum BrushはHoudini Coreでも利用可能とのことです！