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GAME JAM STARTER KIT:BOOLEAN EDGE DAMAGE(ブーリアンエッジダメージ)

概要

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本記事では、SideFXが公開している GAME JAM STARTER KIT から BOOLEAN EDGE DAMAGE(ブーリアンエッジダメージ)を Unreal Engine を使って解説します。

GAME JAM STARTER KIT のダウンロードはこちらから:
https://www.sidefx.com/ja/tutorials/game-jam-starter-kit/

このツールを使用すると、ゲームエンジン内で作成したジオメトリを複数選択、ブーリアンで単一のメッシュに変換してから、エッジ損傷を設定して、生成されるメッシュを古く見せることができます。

 

ツールの使い方

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ツールをロードすると、シーンに
デフォルトのモデルと右にパラメータが確認できます。

今はデフォルトで用意されているジオメトリにツールが適用されているので、
望みのモデルを作るためにはまず自分でジオメトリを用意する必要があります。

Input meshes から Blockout で入力することができます。
いまは None のままです。

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立方体などを使ってシーンにジオメトリを作り、

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デフォルトのモデルを選択(黄色にハイライト)した状態で、World Outliner Input を選択します。

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Start Selection をクリックし、

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先ほど作ったモデルをすべて選択し、

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Use Current Selection をクリックします。

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黄色くハイライトされているのが、自分で作ったジオメトリを基に作られたモデルです。
このままだと基とモデルとが同じ座標に配置されているため、視覚的に確認しづらいです。

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Input meshes から Output に移動し、Align output をチェックします。

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ジオメトリとモデルが並んで表示されているのが確認できます。

 

パラメータの変更

このツールはプロシージャルかつインタラクティブであるため、オリジナルに変更を与えるとツール適用後のモデルも同様に変化します。

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例えばオリジナルの一番下を拡大すると、適用後も同じように拡大します。

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Output から Edge Damage に移動すると、シード値や解像度などの項目が確認できます。

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Seed を変更すると、オブジェクトの損傷具合に乱数を加えます。

mceclip16.pngmceclip17.png
Resolution damage で損傷度合を調整できます。
値を大きくすると損傷は大きく、値を小さくすると損傷も小さくなります。

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Overall Intensity でモデル全体にかかる損傷の頻度を制御します。
値が大きくなると小さい範囲にのみ損傷が適用され、小さいほど損傷はモデル全体に及びます。

Colorsに入ると、色に関するオプションを変更できます。

mceclip21.pngEnable AO in color にチェックを入れると、アンビエントオクルージョンを追加できます。
アンビエントオクルージョン(環境遮蔽)についてはこちらから確認できます:https://entry.cgworld.jp/terms/アンビエントオクルージョン.html

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AO Color からカラーピッカーで色を変更できます。

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Colorでは、ランプを使用して色の範囲を指定することができます。

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Outputから、UV Unwrappingの自動化も選択できます。

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Normal input model ではモデルの法線を制御できます。値を増やせば法線の数を増やし、滑らかな表現を得ることができます。

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Poly reduce と Divisions amount も用意されているため、必要に応じてポリゴン数を制御できます。

 

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結果として、自分で作ったジオメトリを自由に損傷させて、リアリティがあるモデルを作ることができます。
他の GAME JAM STARTER KIT にはモデルを自動配置するツールもあるため、それらと連携させて、風化した街並みや遺跡のようなゲームマップの制作に活用できます。

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