Created on | Updated on

ノード解説:Wire Frame と Poly Wire

概要

mceclip2.png

WireFrameとPolyWireは、ポリゴンのエッジ上にはチューブを、ポイントには球を配置し、いずれもポリゴンのワイヤーフレーム構造を出力します。
どちらもポリゴンやパーティクルのみを入力として受け取ります。

 

パラメーター

各ノードのパラメーターの説明はHoudiniのマニュアルをご確認ください。

WireFrame解説:https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/nodes/sop/wire.html
PolyWire解説:https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/nodes/sop/polywire.html

 

WireFrame

Group

変換したいジオメトリのサブセットを指定します。

mceclip3.png例えば上のように、入力したSphereの一部のポリゴンのみを選択すると、

mceclip4.png選んだポリゴンのみにWireFrameノードが適用されます。

Wire Radius

mceclip7.png

ワイヤーフレームを構成する各ワイヤーの半径を変更します。
Round CornersをOnにしていた場合、球も同じ半径になります。

Round Corners

mceclip5.pngRound CornersをOnにすると、入力ポリゴンのポイントの位置に球を配置します。

mceclip6.pngOffにすると、球は配置されなくなります。

End Caps

mceclip8.png
Onにすると、チューブの両端に蓋をします。

Remove Polygons

mceclip9.png

上の画像はRemove PolygonsをOffに、つまりポリゴンそのものは消さなかった時のものです。
Onにすると、今までの画像のようにワイヤーフレームのみを表示します。

 

PolyWire

mceclip10.png

WireFrameとの違いとして、PolyWireはチューブ同士を滑らかに接続します。
特にL-systemsに対しては、PolyWireを使います。

L-system解説:https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/nodes/sop/lsystem.html

GroupとWire Radiusに関してはWireFrameと同じです。

Divisions

mceclip11.png

チューブの分割数を変更します。上の画像では4にしてあるため、ポリゴンエッジ上には四角形のチューブが配置されています。
より円柱に血がづけるには値を上げる必要があります。

Segments

mceclip12.png

ポリゴンの各エッジを分割した後のセグメント数です。
上の画像は3にしたときで、エッジが3分割されているのがわかります。

mceclip13.png

上は6分割した時です。

 

 

使い方

mceclip1.png

入力を受ける例で言うと、Sphere、Cube、Curveがあります。

mceclip15.png

WireFrameであれば、Groupを駆使して様々な形状を作ることが可能です。

mceclip16.png

扱うのはポリゴンであるため、PolyExtrudeなどのノードも併用できます。

問題が解決しない場合は、Born Digital サポートまでお問い合わせ下さい。

※ 問い合わせ対応はBorn Digitalより製品をご購入頂きましたお客様のみのサービスとなります。ご了承下さい。
サポート問い合わせ