概要
WireFrameとPolyWireは、ポリゴンのエッジ上にはチューブを、ポイントには球を配置し、いずれもポリゴンのワイヤーフレーム構造を出力します。
どちらもポリゴンやパーティクルのみを入力として受け取ります。
パラメーター
各ノードのパラメーターの説明はHoudiniのマニュアルをご確認ください。
WireFrame解説:https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/nodes/sop/wire.html
PolyWire解説:https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/nodes/sop/polywire.html
WireFrame
Group
変換したいジオメトリのサブセットを指定します。
例えば上のように、入力したSphereの一部のポリゴンのみを選択すると、
選んだポリゴンのみにWireFrameノードが適用されます。
Wire Radius
ワイヤーフレームを構成する各ワイヤーの半径を変更します。
Round CornersをOnにしていた場合、球も同じ半径になります。
Round Corners
Round CornersをOnにすると、入力ポリゴンのポイントの位置に球を配置します。
Offにすると、球は配置されなくなります。
End Caps
Onにすると、チューブの両端に蓋をします。
Remove Polygons
上の画像はRemove PolygonsをOffに、つまりポリゴンそのものは消さなかった時のものです。
Onにすると、今までの画像のようにワイヤーフレームのみを表示します。
PolyWire
WireFrameとの違いとして、PolyWireはチューブ同士を滑らかに接続します。
特にL-systemsに対しては、PolyWireを使います。
L-system解説:https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/nodes/sop/lsystem.html
GroupとWire Radiusに関してはWireFrameと同じです。
Divisions
チューブの分割数を変更します。上の画像では4にしてあるため、ポリゴンエッジ上には四角形のチューブが配置されています。
より円柱に血がづけるには値を上げる必要があります。
Segments
ポリゴンの各エッジを分割した後のセグメント数です。
上の画像は3にしたときで、エッジが3分割されているのがわかります。
上は6分割した時です。
使い方
入力を受ける例で言うと、Sphere、Cube、Curveがあります。
WireFrameであれば、Groupを駆使して様々な形状を作ることが可能です。
扱うのはポリゴンであるため、PolyExtrudeなどのノードも併用できます。