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Houdini Workstation(ノードロック)ライセンスとRenderer LALライセンスライセンスが異なるPCにインストールされている

Workstationライセンスはノードロックライセンスのため、Houdiniを実際に使用するPCにインストールする必要があります。

それに対し、RendererライセンスはLALライセンス、つまりネットワークライセンスの場合、実際にレンダリングを行うクライアントPCがすべてアクセスできるライセンスサーバーにインストールしたとします。

この場合、Houdiniを使用するPCでローカルPCをライセンスサーバーと指定した場合、License AdministratorにはHoudini本体のライセンスのみ表示されます。

mceclip0.png

ただし、Rendererライセンスがインストールされていないと、レンダリングはもちろんテクスチャのベイクも行うことができません。

下記のようにRendererといライセンスが必要になります。

mceclip1.png

このような状況の場合、Houdini18以降であればライセンスのデイジーチェーンを使用し2つのライセンスサーバーを指定することができます。

  • License Administratorを開く
  • File > Change License Serverを選択
    mceclip2.png
  • 表示されたウィンドウに下記のように2つのライセンスサーバー名またはIPアドレスを;で区切って記述
    ここではborn1とborn2というライセンスサーバーを指定するために

    born1;born2

    と記述しています。
    記述する順番は必ずローカルPCを先に記述しましょう。

    mceclip3.png

  • Acceptを押してウィンドウを閉じます。
    License Administratorには下記のように2つのライセンスサーバーから読み込まれたライセンスが表示されます。
    mceclip5.png

    先にローカルPCの名前を追加したので、上にローカルPCにインストールされているライセンスが表示されます。ライセンスは上から取得していくため、Houdini本体を使用する場合は、必ずローカルPCにあるライセンスを使用し、Rendererライセンスは2つ目のライセンスサーバーから取得するようになります。

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