このファイルには、AfterFLICS サーバーの情報が含まれています。
初期状態では、このファイルは以下のようになります。
[Port]
5022
[Servers]
localhost
[Guests]
everyone
<end>
いくつかのセクションがあることがわかります。
ここでは、各セクションについて説明します。
[Port]
AfterFLICSは、FTPやTELNETなどのサービスと同様に、Server<=>Guestの関係で通信を行うために1つのポート番号が必要となります。
デフォルトでは5022に設定されています。何らかの問題が発生した場合は、この番号を変更してみてください。
ポート番号を変更した場合は、全てのゲストコンピュータのポート番号を変更し、AfterFLICSサービスを再起動することを忘れないでください。
[Servers]
AfterFLICSサーバのデフォルトの名前は "localhost "です。"localhost "は実際にはローカルマシンです。
大規模な会社では、すべての "Guest"コンピュータでネットワーク上でライセンスを共有したい場合は、「サーバ」コンピュータ名またはIPアドレスを追加する必要があります。
大規模な会社では、クライアントコンピュータでネットワーク上のライセンスサーバーに存在するライセンスを共有したい場合は、ライセンスサーバーのコンピュータ名またはIPアドレスを追加する必要があります。
[Guests]
このセクションは、ライセンス サーバーであるコンピュータにのみ重要です。このセクション内にリストされているコンピュータのみがライセンスにアクセスできます。
また、「everyone」というキーワードを使用して、すべてのコンピュータにアクセスを許可することもできます。
<end>
これはiniファイルの終了を表します。この行は削除しないでください。
ここでは、ネットワークオーソライズの例を示します。
5 台のコンピュータと MainComp という名前のコンピュータに「N」個のライセンスがインストールされています。クライアントPCはComputer1 - Computer5というように命名されています。
各Computer1 - Computer5の.iniファイルは次のようになります。
[Port]
5022
[Servers]
MainComp
[Guests]
localhost
<end>
ローカルコンピュータにはライセンスがインストールされていないため、[Servers]リストから "localhost "を削除しました。
MainComputerの.iniファイルは以下のようになっているはずです。
[Port]
5022
[Servers]
localhost
[Guests]
localhost
Computer1
Computer2
Computer3
Computer4
Computer5
<end>
注意: 全員にライセンスへのアクセスを許可したい場合は、[Guests]セクションを次のように書き換えることができます。
[Guests]
everyone