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AIパワー、2Dペイント機能:Substance Alchemistを大幅に強化

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この「Substance Alchemist」の新作は、あなたのマテリアルワークをさらに一歩大きく前進させてくれます。AIを駆使した驚異的なクオリティの映像からマテリアルワークフロー、2Dペイントの導入まで、この夏は質感豊かなものになりそうですね。

画像からマテリアルへ: AIで今すぐ!

外の世界を作品に取り入れてみましょう。初めての方は、AIの力を借りて、簡単な写真を驚異的な精度で完全なマテリアルに変換してみましょう。複雑で高価な写真測量機器は必要ありません。休日に撮影した写真や裏庭で撮影した写真を、どんな照明条件でも使用できます。 Image to Material filter フィルターは完全なアルベドを生成し、 ノーマルマップやディスプレイスメントマップも元の実物の表面と密接に一致しています。

Wesが裏庭で撮った石の写真を撮ってみましょう。

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ほんの数クリックでマテリアルになります。

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Wesの写真をダウンロードして、自分で試してみてください

このフィルターは、どのNVIDIA GPUでも動作し、さらに優れているのは、NVIDIA RTX GPU上で数秒で計算することです。

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そして、これがWesの裏庭がダニエルのシーンにたどり着いた方法です。葉や樹皮もImage to Material(AI Powered)フィルターを使って作られていることに注意してください。

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今日では、この機能は屋外の素材に最適に機能します。当社のアルゴリズムは、地面、小石、樹皮、石、壁などを太陽という単一の光源でレンダリングするように訓練されています。さらなるアップデートにより、この機能にさらなる柔軟性と汎用性がもたらされます。

新しいImage to Material(AI Powered)フィルターを使って作った素材をご紹介します。

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フィルターを最大限に活用方にはチュートリアルを作成しました。

エンジニアや熱心な学習者、そして好奇心旺盛な人々のために、GTC 2020で行われたSubstance Alchemistチームによるプレゼンテーションで、アルゴリズムをどのように訓練したかについての詳細な情報を提供しています。

どこからでも簡単にテクスチャを使用できる

Textures.com, Poliigon, Quixel Megascans, ScansLibrary, Arroway... オンラインで利用できる質の高いコンテンツのソースは膨大な数にのぼります。レガシーテクスチャのフォルダがないので、パソコンの中のバーチャルな埃をためていることがわかっています。

そこで、Substance Alchemistで最も簡単に使える方法を探してみました:テクスチャのドラッグ&ドロップです。チャンネルマッチングはAlchemistにお任せください。準備はできています。

ここではArrowayのこのテクスチャを使用しています。

新バージョンツールでユニークな素材を作成

ペイントモードが2Dビューに追加されました!

マテリアルの詳細を管理することができます。水を少し加えたり、汚れが沈む場所を選んだり、パターンを壊したりすることができます。

ブラシの色、ブラシの大きさ、マスクへのペイントをコントロールします。いつものショートカットで色を反転させたり、ブラシのサイズを変更したりできます。このチュートリアルでは、Substance Alchemistでの2Dペイントのベストプラクティスをすべて学ぶことができます。

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マスクペインティングは現在、Atlas Scatter, Dirt, Moss, Water, Cracks, Paint, Perforation、Custom Mask Blending モードを含む多くのフィルターで利用できます。しかし、これは『Substance Alchemist』のペイントの始まりに過ぎません。

新しいコンテンツを探す

Substance Alchemist にて、新しい亀裂、苔、床タイル、ステッチ、および多くを取得することができるでしょう。

そして、専用のショートカットが2つ。

Shift + ドラッグで自動的にアトラスを散らすことができます。

 Alt + ドラッグで自動的にデカールを配置します。

アトラスやデカールが必要ですか?Substance Sourceには両方とも大規模なコレクションがあり、特に "Substance Alchemist"で動作するように調整されています。アトラスについてはこちらを、デカールについてはこちらをご覧ください。

 新しいツールで遊ぶ

チームは、Substance Alchemistで使用できる新しいツールのシリーズをお届けできることを嬉しく思っています。新しいパースペクティブ補正ツールが追加されたことで、マテリアル作成のワークフローがさらに向上しました。実際にご確認下さい。

クローンツールも改良され、新しい方法でマテリアルのタイル貼りに役立ちます。

新しいツールには、チャンネルごとのブレンドモード、テキスト入力パラメータのサポート、新しいメッシュ(靴、Tシャツ)、ハイブリッドフィルタの合成なども含まれています。全ての詳細が記載されたリリースノートの全文はこちら

チームの紹介

今回のリリースのアートワーク制作に参加したダニエル・マルグナート氏(Oneblock.city、共同オーナー&3Dアーティスト)と共に、Substance Alchemistチームが6月25日にYouTubeでライブ配信を行うことが発表されました。Wes McDermott (Substance Demo Artist Teamのヘッド)、Baptiste Manteau (Substance Alchemistのプロダクトマネージャー)、Rosalie Martin (Substance Alchemistのシニアソフトウェアエンジニア)がご質問にお答えします!

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