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【初心者向けHoudiniトライアル002】湾曲したジオメトリの周りにロープを張る

このチュートリアルは、「【初心者向けHoudiniトライアル001】複数の単純なオブジェクトの周囲にロープを張る」の続きです。

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湾曲した形状のジオメトリに対応したロープの作成

mceclip35.png

ダウンロードしたシーンを開きます。

mceclip10.png

このシーンで、ネットワークの出力フラグはTubeが2つ接続されたmergeノードに設定されています。

  • sticksの出力をShrinkwrapノードに接続します。
    mceclip11.png

  • SticksをTemplateに設定します。
    mceclip12.png

  • ネットワークの一番下にあるSubstance Materialにフラグを合わせます。
    mceclip14.png

    この状態でビューポートを確認します。
    mceclip15.png

    ロープが枝から外れてしまっていることがわかります。

  • Shrinkwrapノードにネットワークの出力フラグを設定する。

    mceclip16.png

    Shrinkwrapノードは入力ポイントから凸状の形状を計算します。そのため、入力した形状の場合、実際のジオメトリの位置から大分異なった形になることがわかります。

    mceclip17.png

    ロープはこの形状に合わせて張られています。

    このずれを修正する必要があります。Shrinkwrapノードの後に形を修正するノードを追加します。

  • 新しくできた凸型オブジェクトを入力ジオメトリに添わせるにはポイントが足りません。
    Shrinkwrapノードの後ろにRemeshノードを追加します。
    mceclip3.png

    Remeshを行うと、ジオメトリに全体が均一に分割されます。
    mceclip18.png

  • RemeshノードのTarget Sizeを0.1にすると、分割する三角形のエッジの長さが短くなり、さらにポリゴンが細かくなります。
    mceclip5.png
    mceclip19.png

    十分なポリゴン数になりましたら、元の形状に投影します。

  • Rayノードを追加します。
    Rayノードにはまだ入力も出力も接続していません。
    mceclip7.png

    Rayは2つの入力に赤い矢印が付いており、どちらも必ず入力する必要があることがわかります。
    入力にマウスのカーソルを合わせると、その入力に何を接続するのか教えてくれます。

    例えば、左側にマウスのカーソルを合わせると、Ray Point or Primitivesと表示され、実際に投影し、ポイントを移動したいジオメトリ情報を入力します。
    mceclip8.png

    右側にマウスのカーソルをあわせると、Collision Primitvesとなっているので衝突先のジオメトリを入力する必要があることがわかります。
    mceclip9.png

  • Remeshノードを左側に、Sticksを右側に入力します。

    rayに出力フラグを合わせます。
    mceclip20.png

  • RayのMethodをMinimum Distanceに設定します。
    mceclip21.png

    ビューポートを確認するとジオメトリが枝の形状にそって変形していることがわかります。
    mceclip22.png

  • Rayの後ろにFuseノードを追加します。

    Rayで同じ場所にポイントが重なってしまっているため、Fuseでポイントを整理します。
    mceclip31.png

  • intersectionanalysisにネットワークの出力フラグを設定し、Gridを選択します。
    mceclip1.png

    ハンドルツールを選択し、グリッドを移動、回転してみてください。
    ロープが作成されるカーブが木の枝にそって配置されることがわかります。
    mceclip25.png

  • Substance Materialにネットワークの出力フラグを設定します。
    正しくロープが張られていることがわかります。
    mceclip26.png

    SweepのRadiusでロープの太さを調整したり、Sweepの1つ前のresampleでロープの滑らかさを変えてみてください。

  • Remeshでの分割が足りないと、ロープが木の枝に埋まってしまいます。
    mceclip28.png

    RemeshのTarget Sizeをより小さくして、より細かく分割します。
    mceclip29.png

    これで中に埋もれていた状態を修正することができました。
    mceclip30.png

これで曲がった形状にも対応したロープツールを作成することができました。

次回はこれをHoudini Digital Assetに設定し、いつでもHoudiniで使えるようにしましょう!

問題が解決しない場合は、Born Digital サポートまでお問い合わせ下さい。

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