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マルチユーザライセンスでAutodesk2020バージョン以降の製品のライセンスが使用できない

概要

マルチユーザライセンス(ネットワークライセンス)を使用している場合、ネットワークライセンスマネージャが古いままだと2020以降のオートデスク製品のライセンスが使用できない場合があります。

ライセンスマネージャのバージョンをv11.18.Xにアップグレードする必要があります。

 

詳細

ネットワークライセンスマネージャにはバージョンによって互換性がないものがあります。そのため古いバージョンを使い続けていると新しいバージョンのオートデスク製品を使用できなくなってしまいます。

ライセンスマネージャは最新のバージョンを使用するようにしてください。

最新バージョンのネットワークライセンスマネージャについては下記のページからダウンロードすることができます。

https://knowledge.autodesk.com/ja/search-result/caas/downloads/downloads/JPN/content/autodesk-network-license-manager-for-windows.html

 

重要:2022年7月にリリースされたクライアントマシン用のアップデートモジュール Autodesk Licensing Service 12.2 適用した場合、クライアント製品を起動するにはライセンスサーバ側でNetwork License Manager(LMTOOLS)の11.18以降が必要になります。

下記はAutoCAD製品の例です。Maya、3dsMaxなどの他製品についても同様です。

AutoCADのバージョン Network License Managerのバージョン
AutoCAD 2023 11.18.0.0 以降
AutoCAD 2022
(AdskLicensingInstaller-win-12.2.0.17 以降を適用の場合)
11.18.0.0 以降
AutoCAD 2022(リリース時) 11.16.2.0 以降
AutoCAD 2021
(AdskLicensingInstaller-win-12.2.0.17 以降を適用した場合)
11.18.0.0 以降
AutoCAD 2021(リリース時) 11.16.2.0 以降
AutoCAD 2020
(AdskLicensingInstaller-win-12.2.0.17 以降を適用した場合)
11.18.0.0 以降
AutoCAD 2020(リリース時) 11.16.2.0 以降
AutoCAD 2019 11.14.1.3 以降
AutoCAD 2018 11.13.1.2 以降
AutoCAD 2017 11.13.1.2 以降
AutoCAD 2016 11.12.1.4 以降
AutoCAD 2015 11.12 以降
AutoCAD 2014 11.11 以降
AutoCAD 2013 11.10 以降
AutoCAD 2012 11.9 以降
AutoCAD 2011 11.7 以降
AutoCAD 2010 11.5 以降
AutoCAD 2009 11.4.1 以降
AutoCAD 2008 11.4 以降
AutoCAD 2007 10.8 以降
AutoCAD 2006 10.1.5 以降
AutoCAD 2005 9.22 以降
AutoCAD 2004 8.3c 以降
AutoCAD 2002 7.1f 以降

 

参照ページ:

Autodesk製品の各バージョンと互換性があるNetwork License Manager(LMTOOLS) のバージョンについて
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/autocad/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/kA93g0000000E1O.html

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