HDA のパラメータにボタンを作り、クリックすることで Web ブラウザを開くことができます。
自分が書いたブログや記事で HDA を共有する場合、そのページにリンクさせることで後からでも記事を参照することができます。
また、全てを HDA 内にコメントとして残す必要もなくなるので、付箋コメントだらけのカラフルなノードネットワークから脱することもできます。
今回は参考手順として、testgeometry_rubbertoy を含む HDA を作成し、その公式ドキュメントまでのリンクをボタンにバインドさせます。
手順
- Object レベルに geo ノードを配置し、その中に
testgeometry_rubbertoy を配置。testgeometry_rubbertoy を選択して subnet 化し、右クリック > Digital Asset > Create New を選択。ボックスを埋めて HDA を作成。
自分の HDA をお持ちの方はそれをお使いください。 - Type Properties を開き、Parameters セクション > By Type タブで、Create Parameters から Label-Message、Button、Sepalater を中央の Existing Parameters にドラッグ&ドロップする。
Message の Text を任意の説明文に変え、Name、Label を整える。 - Button を開き、右の Parameter Description > Parameter の Callback Script に kwargs['node'].hdaModule().openDocument(kwargs)
- Scripts セクションを開き、Event Handler を Python Module に変更。左のボックスに PythonModule ができるので、選択して右に以下を入力。改行を整える。
def openDocument(kwargs):
import webbrowser
url = 'https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/nodes/sop/testgeometry_rubbertoy.html'
webbrowser.open(url) - Accept で Type Properties を閉じ、生成されたボタンを押して公式ドキュメントが開くことを確認
URL を変更する際は Python Module 3行目の ' ' 内を変更してください。
参考
webbrowser モジュール:https://docs.python.org/ja/3/library/webbrowser.html