SideFX Labs 19.0.653で追加されたLabs Volume Adjust Look SOP は、ボリュームをグレースケールとして表示したり、Normalビジュアライズモード、モーションベクタービジュアライズモードに変換することができます。また、ボリューム密度、拡散色、発光色、影、ビューポートのレンダリング品質(特定のバンディングアーチファクトに影響を与える)を調整することができます。
https://www.sidefx.com/tutorials/sidefx-labs-volume-adjust-look/
こちらに関して実際に使用してみましょう。
追加されたバージョンはSideFX Labs 19.0.653となっているため、必ずこのバージョン以降をインストールしてください。
これはPyro Bake VolumeやPyro Solver SOPのLookタブでビューポートでの表示を調整した後使用します。
今回はGeoノードを作成した後、Pyro Configure GPU Groud Explosionを作成しました。
Pyro Solver SOPのLook タブでビューポートでのレンダリング結果を調整することができます。
DOPで作成した場合は、SOPにImportした後、Pyro Bake Volumeを追加し調整してください。
Volume Adjust Lookを追加します。
Density Multi Playerを2倍にしてSmokeを増やしたり
同様にShadow Multiplierで影の量を調整することも可能です。
煙と炎部分の色を調整することも可能です。
例えば、炎の色でRを下げて、Gを上げてみると
緑の炎になりました!
Spread SheetをみるとEmissionFieldはTemperatureに設定されていますが
Adjust Emission Intensity Volume Bindingを有効にしてフィールドを変更することも可能です。
Adjust Veiwport Volume QualityでAOの品質を調整することも可能。
Convert to Grayscaleを有効にすることでビューポートでの表示をグレースケールで調整することも可能です。
NormalやMotion Vectorを表示することも可能です。
それでは、これをSprite Sheetsにしてみましょう。
ROPを作成し、Flipbook Texturesを作成
Non-volumetric Geomety Pathsを展開し、Final Color PathでVolume Adjust Lookを指定します。
作成されたSprite Sheetsを確認します。
Volume Adjust Lookの結果が反映されています。
では、これをUnrealに持っていきます!
UnrealでSideFX Labsがインストールされていることを確認しましょう。
作成した画像を読み込んだら、アセットアクションを適用します。
その他設定はHoudiniから出力したスプライトシートをUnrealで使用するをご参照ください。
無事調整した結果をUnrealで確認することができました。