PCにインストールしているセキュリティソフトが Maya 関連と思われるウィルスを検知したとき、下記の対策をご検討ください。
ただし社内のシステム担当者やセキュリティ担当者の指示があった場合には、そちらを優先してください。
1. ウィルスの隔離と感染有無の確認
セキュリティソフトがウィルスを隔離できた場合、感染ファイルの実行を防ぐ上で有効な第一対応となります。
ただし、隔離のみでは感染が他のファイルや環境に波及していないかを確認できていないため、ユーザープロファイル全体のフルスキャンが必要です。
1.1. Mayaを起動しない
クリーンアップが完了するまで、Mayaの起動はお控えください。
1.2. MayaScanner によるスキャンの実施
最新版の MayaScanner を使用し、以下の操作を実施してください。
- Scan Maya itself 機能を実行し、感染が疑われるファイルの感染有無を確認・修復する
- 感染期間中に使用したシーンファイル(.ma / .mb)についても、MayaScanner でのスキャンを実施する
1.3. Mayaインストールディレクトリの確認
下記フォルダ内に見覚えのないファイルが存在しないかご確認ください。
※20XX はインストールしている Maya のバージョンに合わせてください。
C:\Program Files\Autodesk\Maya20XX\Python\Lib\site-packages\1.4. セキュリティソフトによるフルスキャン
上記の確認が完了した後、ユーザープロファイル全体のフルスキャンを実施し、追加の脅威がないことをご確認ください。
2. 再発防止のために
感染予防として、以下が推奨されます。
- 信頼できないソースからの Maya シーンファイルやスクリプトは開かない
- Maya のセーフモードを有効化し、起動時の不審なスクリプト実行をブロックする
- scripts フォルダの内容を定期的に確認する習慣をつける
なお、Security Tools for Autodesk Maya の情報は下記リンク先のサイトをご確認下さい。
2. 新種マルウェアへの対応について
MayaScanner は既知のマルウェアに対応するツールであるため、新種のマルウェアが発生した場合は対応するアップデートが提供されます。下記に注意して適切な MayaScanner を利用してください。
- MayaScannerは常に最新版を使用する
- 新種マルウェアが発生した際は、Autodeskの公式情報を確認する