Nuke17で新しい3Dシステムのベータ表示が外れ正式リリースとなりました。
本チュートリアルでは、Reflective Surfaceノードを使用して3Dオブジェクトに反射質感を付ける手順を解説します。
手順1:基本シーンの構築
- ノードの配置: 新しい3Dノードから
GeoSphere(球体)とCameraを配置し、位置を調整します。 - レンダリング:
ScanlineRender2に接続し、レンダリング結果を確認します。
※この時点ではシェーダーやライトがないため、平面的な球体として表示されます。
手順2:Reflective Surfaceの適用
ノードの接続: ReflectiveSurfaceノードを作成し、GeoSphereのmat(マテリアル)入力に接続します。
- ※この時点では反射させるライトがないため、真っ暗な表示になります。
手順3:環境ライトの設定
- シーンへの追加:
GeoSceneノードを追加し、そこにEnvironmentLightノードを接続します。 - HDRの設定:
EnvironmentLightのmap入力にHDRイメージマップを接続します。これにより、ジオメトリへ反射が追加されます。
Reflective Surfaceノードの設定
- Visibilityの設定: 反射を表示する面を
both-sides(両面)、front-sides(前面)、back-sides(背面)から選択します。 - Reflection Percentageの設定: 反射率と透過率を制御します(0%〜100%)。
- 100%: 鏡面やクロムメッキのような質感。0%: 透明なガラスやプラスチックのような質感。
背景に同じHDR素材を合成するとリアルな映り込みを再現できます。
GeoCardにチェッカーボードマテリアルを追加して球体の近くに配置すると、反射の確認がしやすくなります。
透過設定(Reflection Percentageを調整)にすれば、ボトルの中身や、奥が透けるような表現も可能です。