Texture で画像を読み込む際にガンマ値関係で問題が発生する、もしくは画像が明るすぎることがあります。
解決方法はいくつかありますが、場合によってはファイルを変換するだけで問題が解決するかもしれません。
1. 拡張子の変換
まず一つ目は拡張子そのものの変換です。Render タブ > MPlay > Load Disk Files を選択して、使っている hdr ファイルを指定します。
これで画像を MPlay でロードするので、File > Save Frame As から好きなフォーマットでエクスポートすることができます。
2. Shell から iconvert
もう一つの方法は、Shell で iconvert を使うやり方です。
Windows タブ > Shell を開いて、iconvert と入力します。その後に入力ファイル名を入力して、その後に出力ファイル名を入力します。
この iconvert 関数は、オプション次第で画像にガンマを適用することもできます。
参考:https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/ref/utils/iconvert.html
MPlay を使うほうが分かりやすいのは当然ですが、iconvert はコマンドラインで画像を一括返還したり、 pdg で処理を自動化する際に輝きます。
あるいは、(明確には変換ではないかもしれませんが)ファイルを元々のフォーマットで読み込んで Houdini の中で微調整することもできます。
HDR 画像はそのままでも読み込めますし、十分な色情報を持った良質な画像であればドームライトの露光 Exposure を弄るだけでも良い結果が得られることがあります。
すべてのファイル形式が当てはまるわけではないことに留意してください。