■問題
Arnold6から導入されているライセンス設定を行うArnold Licesne Managerがありますが、Arnoldのライセンスを使用していないのにも関わらず、Arnold Licesne Managerのライセンス使用状況を確認すると、常に1本消費されている結果が表示されます。
下記は、同じ時間のlmutilでライセンスの使用状況を確認した際の結果のArnoldの抜粋になります。
Users of 86985ARNOL_T_F: (Total of 20 licenses issued; Total of 0 licenses in use)
Users of 87616ARNOL_2022_0F: (Total of 20 licenses issued; Total of 0 licenses in use)
Users of 87287ARNOL_2020_0F: (Total of 20 licenses issued; Total of 0 licenses in use)
Users of 86985ARNOL_2018_0F: (Total of 20 licenses issued; Total of 0 licenses in use)
Arnold Licesne Managerでは1本ライセンスを使用しており、Lmutilで確認した際の状況と異なっています。
■原因
実際の挙動としては、Arnold Licesne Mangaerによるライセンスの確認作業が入っているらしく、一時的にライセンスが取得されてその使用状況がArnold License ManagerのStatusに表示されているようです。
Arnold License Managerを起動したタイミングにおいて、ライセンスサーバーのログファイルを確認すると、ライセンスのIN/OUTのログが残っています。
19:50:04 (adskflex) OUT: "87616ARNOL_2022_0F" DESKTOP-CIL6D5N@DESKTOP-CIL6D5N
19:50:04 (adskflex) IN: "87616ARNOL_2022_0F" DESKTOP-CIL6D5N@DESKTOP-CIL6D5N
Arnold Licesne ManagerのStatusの結果は、ステータスを確認した当時の情報になり、実際には既にライセンスは返却されており、使用中のライセンスは0になります。