Nuke 13.1v2でアップデートされたリリースノートから抜粋して紹介します。
対応OS
• macOS Mojave (10.14) またはmacOS Catalina (10.15)※macOS Mojaveをお使いのお客様は、パフォーマンスの向上を利用するために10.14.6へのアップデートをお勧めします。
• Windows 10 (64-bit)
• CentOS 7.4, 7.5, と 7.6 (64-bit)※VFX Platform 2019のアップグレードには、CentOS 7.4以降にのみ対応したライブラリバージョンが含まれています。
新機能
このリリースには、新機能はありません。
機能の強化
- ID 493594 - Python: MonitorOutNode Properties と UI ストリップの他のノブと同様に、Monitor Out viewer ノブの value() を設定/取得することができるようになりました。
- ID 494822 - Versioning: Project bin またはタイムライン上でクリップやショットをバージョンアップする時、新しい versionscanner.log ファイルが作成されます。このファイルは、すべてのバージョン変更を追跡し、トラブルシューティングとデバッギングに便利なツールです。このファイルは、NUKE_TEMP_DIR/logsに保存されます。例えば、Windowsの場合、
C:/Users/<username>/AppData/Local/Temp/nuke/logs/versionscanner.log のようになります。
バグの修正
• ID 160086 - Blink API:blinkBlurAndGain サンプルプラグインは正しくコンパイルされませんでした。
- ID 372721 - Crop と VectorBlur を上流に持つ CornerPin ノードを表示すると、Nuke がクラッシュしました。
- ID 379217 - Read/Write:レンダリングされた .exr ファイルは Write ノードからその node_hash を取得しませんでした。
- ID 420354 - Workspaces:プロパティパネルが第 2 モニタで開いている場合、ノードパネルが正しく更新されませんでした。
- ID 434540 - Soft Effects:カスタム エフェクトは、BurnIn という特別な名前がない限り、特定のメタデータ値を継承しませんでした。
- ID 466734 - CopyCat: CPU でトレーニングを停止し、GPU で再開、またはその逆、GPU から CPU は期待通りには動作しませんでした。
- ID 467929 - Monitor Out: UHD Psf 出力モードは期待通りにサポートされませんでした。
- ID 468596 - macOS のみ:menu.py に追加されたモーダルダイアログプロンプトは、起動時に常にスプラッシュスクリーンの後ろに表示され、解除することが出来ませんでした。
- ID 471825 - Copy/Paste:ノードグラフからタイムラインに無効なノードをコピー&ペーストすると、間違って新しいソフト効果を有効にしてしまいました。
- ID 471966 - Python:Tab_Knob 関数を使用して環境設定ダイアログにタブを追加すると、期待通りにタブが表示されな かった。
- ID 473297 - Tracker: ビューアコントロールの center_viewer ノブを有効にすると、トラックのスタビライズが正しく行われなくなりました。
- ID 475867 - BM RAW:特定の .braw ファイルを読み込むと、ビューワでエラーが表示されました。
- ID 478738 - Cryptomatte は、サイドカーファイルからのフレームごとのメタデータの変更を許可して いませんでした。
- ID 480813 - Python:ノードのリストで list.sort() を呼び出すと、期待通りに動作しませんでした。
- ID 486936 - Hydra Viewer:半透明なマテリアルで影が期待通りに動作しませんでした。
- ID 488198 - Timeline Disk Caching: キャッシュされたショットにソフト効果を追加し、操作を元に戻すと、 キャッシュが不正に削除されたことを示しました。
- ID 489214 - CopyCat: 100フレーム以上のクリップの最初のフレームに再生ヘッドがない時にトレ ーニングを開始すると、エラーメッセージが表示されました。
- ID 489498 - Export: バグ番号: UDevC0016818255 Build Track > From Export Tag を実行すると、ビュアーに空白フレーム が表示されることがありました。
- ID 489578 - Export:バグ番号: UDevC0016818252 Build Track > From Export Tag を実行すると、Text soft effects のメタデータが無視されることがありました。
- ID 490627 - Create Comp: Project Settings で選択されたデフォルトの Monitor Out 色変換は、エクスポートされた .nk スクリプトで期待通りに適用されませんでした。
- ID 490663 - CopyCat: データディレクトリファイルパスにスペースが含まれる場合、推論の作成を クリックすると期待通りに動作しませんでした。
- ID 491668 - Timeline Disk Caching: キャッシュされたショットでテキスト効果のプロパティパネル を開くと、時々キャッシュを削除していました。
- ID 491756 - Metadata:バグ番号: UDevC00166819 シングルフレーム、クリップレベルのタグは、期待されたように エクスポート時にメタデータを保持しませんでした。
- ID 492254 - Timeline Disk Caching: キャッシュされたシーケンスを複製し、そのコピーを開くと複 製のキャッシュを削除してしまいました。
- ID 492257 - タイムラインディスクキャッシング: 複製されたシーケンスにソフトエフェクトを追加する と、両方のシーケンス上のキャッシュを不正に削除してしまいました。
- ID 492337 - Metadata:バグ番号: UDevC0016818252 元に戻す、やり直す操作はキー/値ペアの変更で常にメタデータ タブまたはテキスト効果を更新せず、いくつかの値は時々元に戻す操作によって 破棄されました。
- ID 492375 - Export: ロックされたトラックはエクスポートダイアログで選択することが出来ませ んでした。
- ID 493069 - HieroPlayer: 右クリックのコンテキストメニューからエディトリアル > リネームショットを選択しても、期待通りには動作しませんでした。
- ID 493595 - Metadata:シングルフレーム、クリップレベルのタグは、期待通りにリタイミングされませんでした。
- ID 493612 - Metadata:シングルフレーム、クリップレベルタグは、再生ヘッド位置に関係なく、常にメタデータタブに表示されていました。
- ID 493615 - OFlow: クリップのメタデータは、期待されたようにタイミングが取れませんでした。
- ID 494776 - Create Comp: バグ番号: UDevC001676818 カンプを保存してタイムライン環境に戻る時、いくつかのショットは タイムラインビューワーで期待通りに表示されないことがありました。
- ID 494786 - CatFileCreator: Cat File ノブの相対ファイルパスは、Create .cat file と Inference の実行時に自動的にフルファイルパスに置き換えられました。
- ID 496681 - ocio: OCIO 環境変数を存在しない設定ファイルに設定すると、Nuke は起動時にクラッシュしました。
- ID 497600 - STMap: ビューアを STMap ノードに接続すると、時々 Nuke がクラッシュしました。
上記以外の情報は13.1v2リリースノート原文をご参照ください。
Nuke 13.1v2リースノート
Nukeの最新バージョンのダウンロードは下記のページから可能です。