キーフレームアニメーションを持つジオメトリのスタートフレームを変更する方法をご紹介いたします。
現在、上下に動くSphereがあり、アニメーションはキーフレームで設定しています。
これを横に複製し、複製したSphereのスタートフレームを少しずつずらしていきたいと思います。
Lineを使用して、複製元のポイントを作成しました。
次にFor each Pointを作成し、Lineと接続
各ポイントにSphereを複製するときに異なる値を設定したいため、Block BeginにてCreate Meta Import Nodeをクリック
作成されたMetaノードの名前をわかりやすいものに変更しました。
MetaノードのGeometry Spreadsheetにて、Detailアトリビュートを確認すると、iterationアトリビュートとnumiterationsアトリビュートが追加されています。
これでループ内の各データに異なる数値(今回はiteration)を設定することができます。
Transformの下にRetimeノードを追加
このノードでスタートフレームを変更します。
Copy to Pointsを追加し、下記のように接続します。
RetimeノードのEvaluate ModeをShift Rangeに設定
Shift to Frameがスタートフレームになります。現在はすべてのSphereが1になります。
このShift to Frameにshift_frameノードのDetailアトリビュートであるiterationを使用します。
下記のエクスプレッションを入力
detail("Metaノードへのパス", "アトリビュート名", index)
下記のようになります。
これで各スフィアのアニメーションスタートフレームをずらすことができました。