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アニメーションジオメトリのスタートフレームにオフセットを追加する

キーフレームアニメーションを持つジオメトリのスタートフレームを変更する方法をご紹介いたします。

現在、上下に動くSphereがあり、アニメーションはキーフレームで設定しています。

mceclip0.png

 

これを横に複製し、複製したSphereのスタートフレームを少しずつずらしていきたいと思います。

Lineを使用して、複製元のポイントを作成しました。

mceclip1.png

次にFor each Pointを作成し、Lineと接続

mceclip2.png

各ポイントにSphereを複製するときに異なる値を設定したいため、Block BeginにてCreate Meta Import Nodeをクリック

mceclip3.png

作成されたMetaノードの名前をわかりやすいものに変更しました。

mceclip4.png

MetaノードのGeometry Spreadsheetにて、Detailアトリビュートを確認すると、iterationアトリビュートとnumiterationsアトリビュートが追加されています。

mceclip5.png

これでループ内の各データに異なる数値(今回はiteration)を設定することができます。

Transformの下にRetimeノードを追加

mceclip6.png

このノードでスタートフレームを変更します。

Copy to Pointsを追加し、下記のように接続します。

mceclip7.png

RetimeノードのEvaluate ModeをShift Rangeに設定

mceclip8.png

Shift to Frameがスタートフレームになります。現在はすべてのSphereが1になります。

mceclip9.png

このShift to Frameにshift_frameノードのDetailアトリビュートであるiterationを使用します。
下記のエクスプレッションを入力

detail("Metaノードへのパス", "アトリビュート名", index)

下記のようになります。

mceclip10.png

これで各スフィアのアニメーションスタートフレームをずらすことができました。

mceclip11.png

 

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