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ビューポートでPyroのMotionVectorやNormalを確認する

本記事は Houdini Apprentice Advent Calendar 2021 の 15日目の記事です。

Houdini 19 ではビューポートにも様々改善があり、そのうちの一つが モーションベクトルをビューポートに直接表示できるようになったことです。

一番最後にシーンファイルを添付しています。

従来は Mantra でレンダリングしないと確認できず時間がかかりました。しかし、ノード追加するだけでビューポートに表示され、カメラやオブジェクトを動かせばインタラクティブに更新されます。 モーションベクターは常に見る角度とビューポートの大きさに応じて計算されます。

詳細は「Houdini19ゲーム開発向け機能セミナーにおけるPyroまとめ」へ

ビューポートで確認するために、Attribute Wrangleを追加します。

mceclip1.png

Attribute WrangleのRun OverをDetailに設定し、下記を記述

mceclip2.png

i@volvis_motionvec = 1;

 

ビューポートでレンダリングすることなく

 

mceclip3.png

 

NORMALをビューポートで確認するには下記を使用します。

i@volvis_normals = 1;

mceclip4.png

mceclip5.png

これを使用してビューポートでFlipbook作成時に

mceclip7.png

 

Sheet Sizeを設定すれば

mceclip8.png

 

ビューポートでテクスチャシートを作成できます!

実際にはFlipbook Texturesheetを使用してパッキングなどを使用して出力すると思いますが、チェック用に出力するには便利ですよね。

mceclip10.png

 

mceclip11.png

もちろんアルファもあるのでご安心ください。

mceclip12.png

 

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