本記事は Houdini 19 新機能:ビューポート、UI、スクリプトからの派生記事です。
Houdini 18.5 までは HDA に Python ハンドルを実装することはできませんでしたが、Houdini 19 になって実装できるようになりました。
実装
- 任意の HDA を右クリックし、Type Properties… を選択します。
- Operator Type Properties ウィンドウが開くので、Interactive に新しいタブ Handle Script が追加されていることが確認できます。
他のタブも依然と名前が変わっていますが、できることは概ね同じです。
State Script(旧 Viewer State)タブと類似しており、New をクリックすることで Viewer Handle Code Generator ダイアログをポップアップ、新規 Python Viewer Handle スクリプトを作成することができます。
Viewer Handle の作成についてはこちらをご覧ください。
HDA に Viewer Handle と Viewer State を記述すると、Viewer Handle Browser ツリーには State handle demo が格納され、ビューシーンにもピボットガジェットが確認できるようになります。
その他の挙動や使い方は Viewer Handle Browser から作る Handle state と変わりはありませんが、Viewer State とそろえて管理したり特定の HDA にだけ Handle State を適用させるなどが可能になります。