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HDA に Python Viewer Handle を実装する

本記事は Houdini 19 新機能:ビューポート、UI、スクリプトからの派生記事です。

Houdini 18.5 までは HDA に Python ハンドルを実装することはできませんでしたが、Houdini 19 になって実装できるようになりました。

実装

  1. 任意の HDA を右クリックし、Type Properties… を選択します。
    mceclip5.png
  2. Operator Type Properties ウィンドウが開くので、Interactive に新しいタブ Handle Script が追加されていることが確認できます。
    他のタブも依然と名前が変わっていますが、できることは概ね同じです。
    ______1.png______1.png

State Script(旧 Viewer State)タブと類似しており、New をクリックすることで Viewer Handle Code Generator ダイアログをポップアップ、新規 Python Viewer Handle スクリプトを作成することができます。

Viewer Handle の作成についてはこちらをご覧ください。

HDA に Viewer HandleViewer State を記述すると、Viewer Handle Browser ツリーには State handle demo が格納され、ビューシーンにもピボットガジェットが確認できるようになります。

mceclip6.png

mceclip7.png

その他の挙動や使い方は Viewer Handle Browser から作る Handle state と変わりはありませんが、Viewer State とそろえて管理したり特定の HDA にだけ Handle State を適用させるなどが可能になります。

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