Nukeで読み込んだUSDデータをプロパティで操作する方法について紹介します。
読み込んだUSDデータの表示
プロパティの[display]または[render]のプルダウンを開き表示モードを変更することができます。
[off] ジオメトリを非表示にします。
[wireframe] アイテムのジオメトリのアウトラインのみを表示/レンダリングします。
[solid] すべてのジオメトリを単色で表示/レンダリングします。一部の.usdファイルには、シーン内のさまざまなアイテムを選択するのに役立つ色情報が含まれています。
[solid+wireframe] アイテムのジオメトリのアウトラインを使用してジオメトリを単色で表示/レンダリングします。
[textured] 表面テクスチャのみを表示/レンダリングします。下の画像はテクスチャをimgに繋げていないためグレーの表示になっています。
[textured+wireframe] ワイヤーフレームと表面テクスチャを表示/レンダリングします。下の画像はテクスチャをimgに繋げていないためグレーの表示になっています。
オブジェクトの移動
オブジェクトの移動をするには[transform]タブから移動することが可能です。
このコントロールは、シーングラフのすべてのアイテムに影響します。
[translate]x,y,z方向に移動します
[rotate]x,y,z方向に回転します
[scale]方向方向に拡大します
シーンの一部を個別に変換するには、インポート時にシーングラフ内のアイテムを親としてマークし、[ Create parents as separate nodes]をクリックして、親アイテムごとに1つのReadGeoノードを作成します。
アイテムの確認、表示非表示
[scenegraph]タブで読み込んでいるアイテムを開き非表示にしたいアイテムの[load]のアイコンをクリックしの状態にします。
選択したアイテムがビューアから非表示になります。