原文　https://substance3d.adobe.com/magazine/warp-mode-enters-the-new-substance-3d-painter/

新しくなった3Dワープツールと改良されたカラーピッカーで、VFXワークフローをさらにコントロールできるようになりました。

ハロウィンが間近に迫ったこの時期に、Substance 3D Painterの新バージョンをリリースしました。大人気テクスチャリングソフトウェアの新バージョンでは、コントロールと柔軟性を向上させるための素晴らしいツールが追加されています：新しい3Dワープツール、新しいシリンダープロジェクションモード、改良されたカラーピッカーなど

 

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早速、詳細を見ていきましょう。

新しい投影モード：ワープを至る所で使用可能

新しい3Dワーププロジェクションモードを使えば、完全に非破壊的な方法で、任意のジオメトリの周りに任意のマテリアルやイメージをワープさせることができます。この最高にかっこいい機能は、デカールをモデルに合わせたり、傷跡を脚に合わせたり、スキャンした顔をキャラクターモデルに合わせたりする際に、非常に役立つものです。

私たちは、texturing.xyzの美しく高品質な一連のスキンスキャンを使用して、キャラクターのサーフェシングワークフローでこの機能をストレステストすることにしました。

 

画像リソースをビューポートにドラッグ＆ドロップし、適用したいチャンネルを選択するだけで、自動的にレイヤーが作成されます。ワープツールは、投影モードのドロップダウンにもあります。

 

ご覧のように、ワープモードは、スキャンをコンテキストで編集するのに役立ちます。ポイントを移動させることで、マテリアルをモデルに合わせることができます。これらのコントロールポイントは自動的にサーフェイスに密着するので、どんなテクスチャやマテリアルでも素早く正確にマッピングすることが超簡単にできます。また、より詳細な情報を得るためにもっと多くのポイントが必要な場合は、グリッドをローカルに分割して微調整することができます。

 

そして、さらにコントロールが必要な場合や、より詳細な情報が必要な場合、複数のローカルスキャンをレイヤー化してブレンドすることができ、しかも各レイヤーはライブで再編集可能です。

 

これは、モデルにマテリアルを適用するための直感的な方法で、常に状況に応じて作業を行い、最終的なレンダリングをコントロールすることができます。これは、VFXのワークフロー以外でも非常に有効なテクニックです。例えば、服の上で模様をワープさせることができます。肌に入れたタトゥーをワープさせることもできます。スーツケースに貼られたシールをワープさせることもできます...可能性は無限大です。

 

さらに多くのことを計画中

まだまだあります。この機会に、円筒形の投影モードが登場して、投影モードの多様性がさらに高まりました。

ボトルのような円筒形のものにシールや素材を巻き付けたり、腕にスリーブタトゥーを施したりする場合に有効な投影モードです。

 

すべての色を選択

また、カラーマネジメントに焦点を当てた今後のアップデートの基礎となる作業にも注力しました。今日、この方向への第一歩として、カラーピッカーを改良しました。改良されたカラーピッカーでは、他の更新された機能に加えて、色見本を内部に保存することができます。

 

 

また、カラーピッカーは、浮動小数値と整数値（0〜255）の間で選択でき、表示方法もリニアとsRGBの間で選択できます。また、カラーピッカーは、同じレイヤーでペイントしている間も開いているので、ペイントを中断することなく、新しい色をすばやく選んだり、色見本を交換したりすることができます。

Stagerであなたのアートをアピール

Substance 3D Stagerはお試しになりましたか？私たちのメインレンダリングはStagerで作られています。

キャラクターは、カスタムライティングと少しのコンポジットで光輝いて見せたいと思いました。そのためにはUDIMを使わずに作業する必要がありましたが、アセットをテクスチャセットに変換した後は、ワンクリックで「Send to Stager」と書き出すことができました。

そして、これが私たちのレンダリング結果です。

Substance 3D Painterの新バージョンには、さらに多くの機能を追加しました。パフォーマンスが向上したほか、Python APIに新しい関数が追加されました（メッシュの再読み込み機能が追加されました）。詳細については、リリースノートをご覧ください。