KineFXのジョイントは、@nameアトリビュートと@transform matrixアトリビュートを持つ単なるポイントです。
そのため、ポイントに@nameアトリビュートと@transformアトリビュートを与えることでジョイントとして扱うことができます。
Addを使用してポイントを1つ追加します。
現在、ポイントは@Pアトリビュートのみ持っています。これは位置を表していますね。
まずは@nameアトリビュートを追加します。
ジョイントはpointアトリビュートですので@nameのclassはPointになります。
@nameの値にジョイント名として使用したい文字列を入力します。ここではskel_1としました。
ジオメトリスプレッドシートをみると@nameが追加されていることがわかります。
次に@tramsformマトリックスアトリビュートが必要です。
Rig Doctorノードを使用してポイントに@transformマトリックスアトリビュートを作成することができます。
Initialize Transformを有効にします。
この機能はポイント上に3@transformアトリビュートが見つからない場合にそのアトリビュートを作成して、それを単位行列で初期化します。
Node infoを確認すると@transform マトリックスアトリビュートが追加されたことがわかります。
ジョイントにしたポイントをジオメトリにキャプチャします。
(他のソフトだとスキニングとかウェイト付けにあるのがHoudiniではキャプチャーです)
結果をみるとポイントに追加した@nameがジョイント名として認識され、そこにキャプチャー(ウェイト)が割り当てられていることがわかります。