Hiero/Hiero player/NukeStudioで、タイムラインに配置した素材のファイル名にバージョン(v1~
)をつけておくと、読み込みをせずに別のバージョンに切り替えることができるようになります。
バージョンを管理するファイル名のサンプル
同一フォルダ内
myClip_v1.0001.dpx
myClip_v2.0001.dpx
myClip_v3.0001.dpx
クリップ名のバージョンパディングの桁が増える場合
myClip_v1.0001.dpx
myClip_v002.0001.dpx
myClip_v03.0001.dpx
ファイル形式はそれぞれ対応していますが読み込んでいる素材と異なる拡張子の場合はバージョンを切り替えることができません。
myClip_v1.01.png
myClip_v1.0001.dpx
myClip_v1.mov
ルートディレクトリ名は、バージョンを含むすべてのディレクトリで同じである必要があります。
~/version/v1/myClip_v1.0001.dpx
~/version/v2/myClip_v2.0001.dpx
~/version/v3/myClip_v3.0001.dpx
素材のバージョンを切り替える
読みこんでいる素材名にv1などのバージョンがついている必要があります。また、異なるバージョンv2などの素材が同一フォルダ内、ディレクトリが同じフォルダ内にある必要があります。
読みこんでいる素材名
A002C001_140909_R0UZ_v1.%04d.dpx
タイムラインに配置したアップデートしたいトラックを右クリックします。[version]>[scan for version]を選択します。
別のバージョンに切り替えることができるファイルがあれば下の画像のように新しいバージョンが見つかります。
アップデートしたいトラックを右クリック>[version]>[version up](ショートカットキーAlt+↑)を選択するとv2のトラックへアップデートします。
同じディレクトリ内にあるアップデートファイル
A002C001_140909_R0UZ_v2.%04d.dpx
Max/Min versionは同じフォルダ内にある最大/最小のバージョンにアップデートします。