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VAT 3 と Niagaraでの使用に関して

質問

VAT 3のエクスポート(RBD、Soft、Dyn ReMesh)をNiagaraのメッシュパーティクルとして動作させるために必要なワークフローがあれば教えてください。以前はVAT 2.1のエクスポートで動作していたのですが、現在は完全に壊れてしまいます。書き出したものをエディタにドロップすると、期待通りにうまく動作しますが、Niagaraシステム内では動作しません。

 

回答

VAT3をインスタンス化されたメッシュ(ISM、HISM、メッシュパーティクル、フォリッジなどを含む)で使用する場合には、少し異なる方法をとる必要があります。つまり、レガシーデータを出力する必要があります。

レガシーパラメータは、JSONファイルを介してエクスポートされた数値のリストです。
これらは実際のメッシュと同じように埋め込まれたデータを含んでいますが、「Support Legacy Parameters and Instancing」がオンになっていると、シェーダーは実際のメッシュではなく、レガシーパラメータから境界線と埋め込まれたデータ を読み取ります。
レ ガシーパラメータを使用すると、利便性は低くなりますが、アニメーションが広い範囲に及ぶ場合には、より正確な結果が得られ、命令数も少なくて済みます。

インスタンス化されたメッシュとメッシュパーティクル(これもインスタンス化されている)には、レガシーパラメータを使用する必要があります。なぜなら、インスタンストランスフォームによってメッシュの境界が変更され、境界に埋め込まれたアニメーションデータが破損する可能性があるからです。

詳細は下記に資料にあるVAT3.0: Instancing, Mesh Particles and Legacy Parameters.をご確認ください。

※データのダウンロードにはボーンデジタルHoudiniユーザー向けパスワードが必要です。
フォルダにアクセス後、「202108VAT3」フォルダから資料をダウンロードしてください。

https://cargo.borndigital.jp

 

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