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ファイルをトレースしてジオメトリオブジェクトを生成する Trace

ピクトグラムやモノクロのアイコンなど明度がはっきりしたもの、もしくはひび割れや迷路などパスが必要なものなどをトレースするときに Trace Geometry ノードが役に立ちます。

mceclip7.png

Trace ノードを使うには、ビューシーン内かネットワークビューで Tab > Trace と入力します。

ノードが生成されるとサークルが表示されますが、これは Image Import が circle.pic になっているためです。ここを任意のファイルにすれば、その画像ファイルをトレースします。

mceclip0.png

たとえば以下のような画像を用意し、

mceclip1.png

Image Import にパスを設定するとその模様をトレースした模様のオブジェクトを生成します。

mceclip2.png

よくある使い方として、このノードの後に Extrude SOP を接続して、ロゴから面取りしたオブジェクトを作成したり、地理マップを走査したりします。 一連の画像を読み込めば、アニメーションさせることができます。

曲線をトレースするためふちに大量のポイントが発生するので、resample などでデータを整えることも重要です。

mceclip3.png

トレースする領域はパラメータから制御することができます。Threshold を使い、特定の明度のしきい値を超えた領域にフェースセットを生成します。 

たとえば以下のような画像を用意し Image Import にパスを設定します。

mceclip4.png

Threshold の数値を 1 から下げていくと、描画される部分は増えていきます。
これは描画する明るさの許容範囲を広げた結果です。

mceclip6.png

mceclip5.png

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