ノードのレイアウトに関する関数として hou.Node.isHidden と hou.Node.hide があります。
hide を使うことでノードの表示/非表示を切り替え、ネットワークエディタ内に対象ノードが無いように見せることができます。
乱雑に置いた null ノードですが、
例えば Python Shell から 選択中の null に hide を適用することで
ネットワークエディタから消すことができます。
ノードのリストを探索すると、消した null は見えていないだけで存在はしていることが分かります。
仕様
引数で表示非表示を切り替えます。
0(false) を指定することで hide を false、すなわち表示状態にします。
1(true) を指定することで hide を true、すなわち非表示状態にします。
接続があるノードを hide すると、
ワイヤが若干伸びます。先端をクリックすると黄色くハイライトされ、ハイライトされた二つのノード間に見えないノードが存在するだろうと判断できます。ログはしっかり Wire null6 → null となっています。
また、このハイライトされている状態では非表示ノードは選択状態となります。
ネットワークエディタでは見えないノードにワイヤを伸ばすことはできませんが、Python を使うことで入力と出力を制御できます。
同様に、ネットワークエディタでは干渉できない非表示ノードの情報や制御も Python であれば管理することができます。