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PostScript Type 1 フォントのサポート終了

アドビでは、2023 年 1 月を以って Type 1 フォントを使用したオーサリングのサポートを終了します。

引用元:https://helpx.adobe.com/jp/fonts/kb/postscript-type-1-fonts-end-of-support.html

2021年1月27日にアドビヘルプページに情報が掲載されました。

概要

フォント業界では、Type 1 フォント(PostScript、PS1、T1、Adobe Type 1、Multiple Master、MM とも呼ばれています)は非推奨のフォント形式となり、これに代わり、文字種が豊富で、技術的に高度な OpenType フォントが使用されるようになりました。

Type 1 フォントは、アドビが 1984 年に PostScript ページ記述言語で使用するフォントとして発表したもので、PostScript 対応の DTP ソフトウェアやプリンターの普及により広く使用されるようになりました。1996 年からアドビ製品では Type 1 ではなく、より汎用性の高い OpenType フォントを採用するようになりました。

Type 1 フォントは、現在でも一部のオペレーティングシステムでサポートされていますが、Web ブラウザーやモバイル OS など、最新のプラットフォームに欠かせない重要な環境ではサポートされていません。Type 1 フォントは、Unicode 情報をサポートしていないため、拡張言語文字セットのサポート機能も制限されています。

詳細はこちらをご覧ください。

今回のサポート終了により、過去に作成したInDesignデータを開いた際にフォントエラーが出る可能性があります。

問題が解決しない場合は、Born Digital サポートまでお問い合わせ下さい。

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