Maya 2023とそれ以前のバージョンで作ったデータをMaya 2024以降で使用するとき、「開く」としたときには問題ありませんが「読み込み」とするとビューでの表示が明るく白飛びします。
Maya 2023 | Maya 2024 で「開く」 | Maya 2024 で「読み込み」 |
Maya 2023 までは既定のマテリアルは lambert1 でしたが、Maya 2024 以降では standardSurface1 に変更されました。 これに伴い、ビューポートでの standardSurface1 の見た目を Maya 2023 以前と 2024 で同等にするために、ビューパネルの Render > Viewport 2.0 > Default Lighting > Light Intensity = 3.140
が設定されています。
この状態に「読み込み」で Maya 2023 までのシーンを読み込むと、明るいマテリアルを更に明るくするため白飛びしたような状態になります。 この場合 Light Intensity = 1 とすることで Maya 2023 までと同じ明るさで表示されます。
なおシーンを「開く」とした場合は、Maya 2023 以前のシーンの場合は自動的に Light Intensity = 1 にされているため、Maya 2023 までと同じ見え方になります。