この記事ではNukeXの機能であるLens Distortionでグリッドからゆがみを検出する場合を紹介します。
Lensのゆがみを取る方法を紹介します。
グリッドからゆがみを検出する場合
1. グリッドを読み込み、LensDistortion ノードを接続し、その後に Viewer を接続します。
2. LensDistortionプロパティパネルのドロップダウンを使用して、LensDistortion >Lens typeとAdvancedで投影モデルを設定します。この例では、レンズはSphericalとNone (Rectilinear)ですが、他にも多数のプリセットが含まれています。
※魚眼レンズを使用している場合は、レンズを「Fisheye Equisolid」する必要があります。投影 モデル設定( Fisheye Equisolidなど)を選択し、焦点距離とセンサー サイズを入力します。
LensDistortionのOutputをUndistortに設定します
3.Advancedタブの「Detect」を押してゆがみを検出します。
4.SolveボタンがActiveになるので実行してゆがみを解析します。
緑の線は検出しきい値内のリンクを表し、赤の線はしきい値外のリンクを表します。リンクの上にマウスを置くと、解決エラーが表示されます。
場合によっては、 [Solve]を再度クリックすると結果が改善されることがあります。[Analysis]タブのコントロールを使用して、再度解析する前に検出とリンクを調整することもできます
Nuke は推定された歪みを取得し、ゆがみをまっすぐにします。
ここで取得したLens Distortionを別の素材に適用することもできます。
Foundry ガイド: Estimating Lens Distortion Using a Grid