はい、RizomUVはプロジェクトのニーズに応じてリアルスペース(Real Space)とバーチャルスペース(Virtual Spaces)を切り替えることが可能です。この柔軟性により、現実のスケールでのプロジェクトと仮想環境の両方にワークフローを適応させることができます。
ただし、これはリアルスペースライセンスを契約している場合にのみ可能です。バーチャルスペースライセンスをお持ちのユーザーは、別途リアルスペースライセンスを契約しない限り、リアルスペースに切り替えることはできません。
リアルスペースライセンスをお持ちの場合、プログラム起動時に実行ファイルに -vs
スイッチを追加することで、RizomUVをVSモードで実行することができます:
C:\Path\To\Rizom\rizomuv.exe -vs
これにより、RizomUVはバーチャルスペース機能が有効になった状態で起動し、毎回設定を手動で調整することなく、VSバージョンを使用しているかのように作業を進めることができます。
なお、以前にRizomUVをリアルスペースモードで実行していた場合は、設定をリセットする必要があります。設定リセットは以下の手順で行えます:
Edit → Preferences Dialog…