Created on | Updated on

D5 Render インストールマニュアル

・インストール前に

-システム要件-

D5 Render を実行できる最小の GPU は NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB です。
推奨される構成は、NVIDIA GeForce RTX 2060 以上、または Quadro RTX シリーズのグラフィック カードです。
また、D5レンダリングパイプラインはDX12とDXRに基づいています。
そのため、コンピューターシステムはWindows10およびバージョン1809以上である必要があります。
グラフィック ドライバーは Nvidia 471.68 以上が推奨され、常に最新版に保つことをお勧めします。

また、インストール後のソフトウェア初回起動時に構成チェックが実行され、スムーズなレンダリングエクスペリエンスを実現するためにハードウェアとシステムの構成が標準に準拠しているかどうかが確認されます。

詳しくはこちら
D5 Renderのシステム要件


 

・ダウンロードとインストール

公式サイトから直接ダウンロードいただけます。
ダウンロードはこちら

インストーラーをダウンロード後、起動することでインストールを開始します。
例:D5_Render_Setup_2.8.0.exe

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

インストーラー起動後以下の手順でインストールを行います。

①規約に同意しチェックをオンに
②「Install Now」を選択しインストールを開始
もし、インストール先を変更したい場合は「Install Folder」からパスを変更してください。

 

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

インストール完了後「Run D5 Render」で起動を確認します。

 

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

起動後にバージョン更新が入っている場合、アップデートに関する告知が表示されます。
「Update」ボタンをクリックして頂きアップデートを実行してください。

 

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

問題く起動することが出来るとファイル管理画面が表示されます。
「+New」で新規ファイルを開始出来ます。

 

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

・ログインとライセンス認証

D5Renderには3つのライセンスタイプがあります。

-コミュニティ-
ログインを必要とせずそのまま使用出来ますが、アセットの使用やAI機能の使用に制限がかかります。

-プロ-
ログインを必要としアセットの使用やAI機能を十分に使用することが出来ます。
ライセンスは個人のアカウントに紐図いています。

-チーム-
ログインを必要としアセットの使用やAI機能を十分に使用することが出来ます。
更にチーム専用のライブラリ機能や管理ツールが使用出来ます。
ライセンスは専用サイトから任意のアカウントに割り当てることが出来ます。

 

・ログイン方法
ログインを行うにはD5Renderを起動し左にある「Login」を選択します。

 

ログイン画面が表示後、メールアドレスとパスワードを使用してログインをおこないます。

 

ログイン後、プロ版であればそのままツールの使用が可能です。

チーム版を使用されている場合は、ログイン後にチームの選択を行ってください。

 

これでD5Renderを使用する準備が完了です。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

・その他の情報

-アセットの保管場所-

ソフトウェアはデフォルトでインストール パスにアセットをダウンロードします。
インストールが完了後に、「環境設定」でカスタム パスでアセット保存場所を変更できます。
アセットの保存場所は、大きなインストール領域を予約することをお勧めします。

 

-サポートされているファイル形式-

D5Renderは次のファイル形式を直接読み込むことができます。

 

.d5a (D5 レンダリング): D5レンダリングモデル形式

.skp (SketchUp): SketchUp2017以降

.3dm (Rhino): Rhino6.5以上

.fbx: モデルデータの読み取りをサポートしますが、マテリアル情報は含まれません。

.abc: プロジェクト シーンへの .abc ファイルのインポートのみをサポートします。

 

他のモデリング ソフトウェアを使用する場合は、ワークフロープラグインを使用してモデルをD5Renderにインポートできます。
ワークフロープラグインはメーカーサイトの「Workflow」からダウンロードできます。

 

-読み込むデータの注意点-

1.モデルの表面の向きをチェックし、モデルの法線方向が正しい向きになっていることを確認します。
法線が反転している表面のレンダリングは正しく表示されない可能性があります。

2.モデルに問題が無い事を確認します。
レンダリングでの問題を回避するために、カメラ内で壊れたり重なり合ったりするサーフェスがないようにしてください。

3.モデルの UV 座標は重要です。
D5にインポートする前に、きちんと整理しておいてください。
D5にインポートした後は、テクスチャのUVに対してストレッチ、オフセット、回転、3 平面マッピングなどを行うこともできます。

 

D5 Render セットアップリンク

D5 Render チームライセンス管理の方法

問題が解決しない場合は、Born Digital サポートまでお問い合わせ下さい。

※ 問い合わせ対応はBorn Digitalより製品をご購入頂きましたお客様のみのサービスとなります。ご了承下さい。
サポート問い合わせ