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パート4で説明する内容は「複数のキャラクターに同じリグを使用する」です。
エレクトラに使用されたIKリグ機能は、異なるキャラクター、例えばゾウにも適用できます。
ここでは「Houdini20.5 リグ用のスケルトンを準備するパート1」で設定したものをベースに象を設定してきます。
SideFX Labsコンテンツライブラリからエレファントのデータをダウンロードしてください。
https://www.sidefx.com/contentlibrary/elephant-trunk-sine-wave/
ダウンロードしたファイルを開き、このelefantを自分でエレクトラのシーンにコピー&ペーストします。
elefantの中を確認すると、ジオメトリ、ベーススケルトン、ガイドスケルトンからできていることがわかります。
サブネットワークの外にでて、Attribute Adjust Arrayをガイドスケルトンに接続します。
Attribute ClassをPointに変更して
下記のようにタグを追加します。
Pack Folderを追加します。
Pack Folderを設定します。
Switchで2つのキャラクタを切り替えられるようにします。
エレクトラに設定したmultiik Rig Componentでは、segments
パラメータが"*Leg *Arm"
に設定されています。したがって、エレクトラでは、LegおよびArmタグが付けられた腕と脚にIKが追加されます。エレファントの場合、*Legタグが付けられた4本の脚にIKが追加されます。
このようにタグを使うことで作成したリグを様々なキャラクターに適用することが可能です。
エレファントやその他キャラクタに細かいIK設定が行われているキャラクタ切り替えサンプルは下記からダウンロード可能です。
https://www.sidefx.com/contentlibrary/character-switching/