ここではNuke11.3で追加されたChannel Count機能、ChannelManagement設定について紹介します。
Nuke11.3で新しく追加されたChannel Count UI機能について、プロジェクトへ読み込んでいるチャンネル数の表示がNuke and Nuke Studioのステータスバーに追加されました。プリファレンスで設定したチャンネル数以上のEXRを読み込むと、プロジェクトあたりのチャンネル数の制限に達したときに警告が表示されます。
UIで確認できるチャンネル数の合計数
Nukeを開くと右下にChannel Count:(チャンネル数)の表示がされています。
複数チャンネルの情報持つexrファイルを読み込むと数値が増えます。
Preferencesチャンネル数の制限を設定
Preferences(ショートカットShift+S)を開き[Channel Management]>[Channel Warning Threshold]>プロジェクトで扱える最大のチャンネル数を入力します。
プロジェクトに上記で設定した数値を超えたチャンネル数の素材を読み込むと下の画像のような警告が表示されます。
[OK]を押してそのまま読み込むと下の画像のように[Channel Count]が黄色く表示され制限を超えてチャンネルを読み込んでいる事を警告してくれます。
プロジェクトで扱うチャンネル数が多すぎるとデータが重くなり、作業効率が悪くなる事があります。扱うチャンネルの制限を決めてチャンネル数の意識ができるのは作業効率を考えるのに有効な機能です。