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ArnoldでのオブジェクトID要素書き出し

スキャンラインレンダリングの「Render Elements」から「オブジェクトID」と同じことを
Arnoldで行う場合、以下の方法で取得出来ます。

1.レンダリング設定の「AOVs」を開きます

2.「Add AOV File」を選択してます(File Typeは任意)

3.「Enter Custom AOV Neme」に「objID1」と入力し「Add to List」を選択します
この時、名称に関してですが、以下のリストに含まれる内容以外であれば任意で問題ありません。

・Light Path Expression AOVs
https://docs.arnoldrenderer.com/display/A5ARP/Light+Path+Expression+AOVs

4.AOVのリストに「custom」が追加され中に作成した「objID1」が追加されています。
「objID1」を選択し「Add」を選択します。

2018112001.jpg

5.次にスレートマテリアルエディタを開きテクスチャへ「AOV Write RGBA」を接続します

6.「マテリアル/マップ ブラウザ」から「Materials」→「Arnold」→「AOV」から「AOV Write RGBA」を
Viewに追加します。

7.「AOV Write RGBA」を既存のマテリアルの出力へ接続します。

8.「AOV Write RGBA」の設定を開き「AOV Name」に「objID1」と入力します。

9.次に表示させる色を「AOV Input」から設定します。
最後にオブジェクトへ割り当てを行ってください。

2018112002.jpg

これでレンダリング時に指定した色に振り分けたレンダリングを行う事が出来ます。
なお、レンダリングにはその場で状態を確認出来る「ActiveShadeモード」を使用しています。

 2018112003.jpg

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