概要
この記事では、Nuke、Nuke Studio、Hieroのフレームサーバーを無効にし、起動時にNukeプロセスを追加作成しないようにする方法について説明します。
詳細
Nuke、Nuke Studio、およびHieroは、Nuke、Nuke Studio、Hieroを使う際に、複数のNukeインスタンスを使用して、ローカルマシンで起動された追加のレンダリングプロセスまたは外部マシンを使いバックグラウンドでレンダリングを行うことができレンダリング時間を短縮できます。ローカルで実行すると、アプリケーションがシステムリソースをより多く使用できるようになり、Nukeの設定が極端な値に設定されているとシステムが不安定になる可能性があります。
Nukeでレンダリングする場合、Frame Server以外の方法を使用することもできますが、Frame Serverはデフォルトで起動され、Nukeメインインスタンスとともに実行されるNukeプロセスを追加作成します。Nukeがこの追加のNukeプロセスを完全に作成しないようにするには、--disable-nuke-frameserverフラグを付けてNukeを起動する必要があります。各オペレーティングシステムでこれを実行する方法については、以下を参照してください。
WINDOWS:
コマンドプロンプトウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。
"C:\Program Files\Nuke11.1v1\Nuke11.1.exe" --disable-nuke-frameserver
"C:\Program Files\Nuke11.1v1\Nuke11.1.exe" --studio --disable-nuke-frameserver
"C:\Program Files\Nuke11.1v1\Nuke11.1.exe" --hiero --disable-nuke-frameserver
MAC OSX:
Applications> UtilizesからTerminalウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。
/Applications/Nuke11.1v1/Nuke11.1v1.app/Contents/MacOS/Nuke11.1v1 --disable-nuke-frameserver
/Applications/Nuke11.1v1/Nuke11.1v1.app/Contents/MacOS/Nuke11.1v1 --studio --disable-nuke-frameserver
/Applications/Nuke11.1v1/Nuke11.1v1.app/Contents/MacOS/Nuke11.1v1 --hiero --disable-nuke-frameserver
LINUX:
ターミナルを開き、次のコマンドを実行します。
/usr/local/Nuke11.1v1/Nuke11.1 --disable-nuke-frameserver
/usr/local/Nuke11.1v1/Nuke11.1 --studio --disable-nuke-frameserver
/usr/local/Nuke11.1v1/Nuke11.1 --hiero --disable-nuke-frameserver
注:これらの手順は、Nukeがデフォルトの場所にインストールされていることに基づいています。デフォルトの場所にインストールしていない場合は、カスタムインストール場所から実行するようにコマンドを変更する必要があります。
この記事はFoundryサポートサイトにて原文を確認できます。
Q100378: How to disable the Frame Server for Nuke, Nuke Studio and Hiero