リリース日: 2018/4/24
本リリースはバグ修正のリリースで、ROP演算子のサブネットトラバース、alembic packed primitiveのタイムシフト、およびノイズの出力AOVを修正しています。
■互換性
本リリースでは、Arnold 5.1.0.1とOpenVDB 4.0.0が使用されています。
Houdini、Houdini FX、Houdini Indie、Houdini Educationのプロダクションビルドで使用可能なバイナリは以下になります。
下記のプラットフォームに対応しています。
- Linux x86_64 (gcc4.8)
- Windows 7 x64 (vc14)
- Mac OS X 10.8+ (clang7.3)
なお、Houdini Apprenticeはサードパーティのレンダラをサポートしていないため、HtoAを実行することはできませんので、ご注意下さい。
■機能強化
- ROP演算子の subnet traversal (htoa#1014)
- Alembic time オフセットのサポート(これはIPRではまだサポートされていないことに注意してください) (htoa#1016)
- Arnold > RLM Licensing に Trial Install License を追加(htoa #1017)
■修正
- Noiseの出力分散AOVの生成中のエラー(htoa#1013)
- 無効なドキュメントでクラッシュしないように MaterialX 演算子の例外をキャッチする(core#6844)
- Cookのキャッシュのチェックが正しくないと、アップストリームのオペレータによってはCookができなくなります(core#6903)
- OSLで初期化されていないObject-to-World変換(core#6896)
- Noiseは、深さバッファまたはノーマルバッファの精度エラーを無視します(core#6900)
- 無効なノードによるプロシージャル型の負荷クラッシュ(core#6902)
- optix denoiser DLLが見つからない場合のクラッシュを修正しました(core#6913)
- プロシージャルの空のポリゴンメッシュをロードするとクラッシュする(core#6923)
- バッファがまだマップされているため、デバイスを変更した後にOptix denoiser クラッシュする(core#6924)
- 古いバージョンのNVMLによるクラッシュ(core#6928)
- 別のプロシージャルの中で無効/空のプロシージャルによるクラッシュ(core#6938)
なお、こちらのリリースノートは下記ページを翻訳したものになります。
https://support.solidangle.com/display/A5AFHUG/HtoA+3.0.1