ZBrush2018からフローティングライセンスの一時借用が可能になりました。
最大30日間特定のPCにライセンスを付与する事が出来ます。
これによりオフライン環境でもZBrush FLを使用する事が出来ます。
・機能確認
ローミングを行うにはライセンスにファイルにその機能が記載されている必要があります。
機能に有無を確認するにはRLMサーバーから確認を行う事が出来ます。
RLMの管理画面を開き「Status」を選択、Pixologic欄のの「Server Status」項目にある「Pixologic」を開きます。
「License pool status」のProduct欄に「rlm_roam」があればローミングが使用可能です。
もし、無い場合はメーカーに申請を行い機能を付与する事が可能ですので、弊社サポートまでお知らせください。
・使用準備
次にローカルマシン側の準備ですが、ZBrush FLの「Licenses」フォルダに通常のライセンスサーバーを
指定するファイルとライセンスサーバーで使用しているライセンスファイルの2種類を入れておきます。
1.ライセンスサーバーを指定する従来のLicファイル
2.ライセンスサーバーに入っているZBrushのライセンスファイル
・使用方法
- ZBrushフローティングライセンスを起動します。
- 「Zプラグイン」を開き「License Roaming」を選択します。
(「License Roaming」はライセンスファイルが入っていないと出てきません) - 「Roaming Days」から日数(最大30日)を決め「Start Roming」をクリックします。
これでオフラインでもライセンスが一時的に使用可能になります。
使用後は「Stop Roaming」でライセンスを返却可能ですが、日数が過ぎた場合は
自動的にライセンスは返却され使用不可能となります。