基本的に Houdini Core は Houdini FX のライセンスを使用しません。つまり、あるライセンスサーバに Houdini FX と Houdini Core の両方がある場合でも、 Houdini Core 起動時にHoudini FX のライセンスが使用されることはないため、ライセンスサーバーを分ける必要はありません。
上記だとHoudini FXライセンスでCoreが起動できないため、FXで作成したHDAがHoudini Coreで動作するか検証する場合などに困る場合がありました。これを解消するためにHoudini 16.5.381 より、Houdini FX のライセンスを使って、Houdini Core を起動することが出来るようになっています。これにより Houdini Core の評価・検証が、Houdini Core のライセンスを持っていなくとも出来るようになりました。
これを行うためには Houdini 16.5.381 以降 が必要です。
コマンドラインで下記を入力します。
$ houdini -core -force-fx-license
上記で起動した場合、Houdini は、Houdini FX のライセンスを使って Houdini Core 起動します。この場合、FX のライセンスがない場合、Core は起動できません。
コマンドラインを使いたくない場合、Houdini 16.5.381 デスクトップアイコンのターゲットの部分に
"C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 16.5.381\bin\houdini.exe" -core -force-fx-license
と記述することで、ダブルクリックした時には、Houdini Core が起動することが可能です。