■対象バージョン
Maya2015以降
Maya2014から搭載されているModeling Toolkitを強制的にロードしないようにする設定を紹介します。
Maya2015以降では、どうもModeling Toolkitをプラグインマネージャーからアンロードが出来ず、Maya起動時に強制的にModeling ToolkitのプラグインがロードされるようにMaya内部で設定されているようです。
ちょうど、Modeling Toolkitが原因でMayaの挙動がおかしくなっているという問い合わせをいただいたため、一時的にModeling Toolkitを無効にする方法があるのか確認した次第になります。
※ Modeling Toolkit自体は非常によいモデリング用のツールですので、特に理由もなくロードしないように設定するということはお勧めいたしません!!
■方法
今回は、Maya2018で設定をしておりますが、他のバージョンでも同様の設定となります。
設定方法ですが、単純にModeling Toolkitのプラグインの名前を変更することでロードしないようにします。
"C:\Program Files\Autodesk\Maya2018\bin\plug-ins"
Modeling Toolkitのプラグインは上記パスにありますので、modelingToolkit.mll を plug-insフォルダから移動させるか、またはプラグインファイルの名前を変更をして、強制的にMayaからModeling Toolkitを認識しないようにします。