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IFDの出力方法に関して

レンダークライアントPCでRenderライセンスのみを使用してレンダリングを行う場合、必要なフレームを連番の .ifd として出力しておく必要があります。

IFD は、instantaneous frame description の略で、フレーム単位でのシーンの状況を記述し、レンダラーに渡すためのファイルフォーマットになります。

  1. OutコンテキストにMantraノードを作成します。
  2. 作成した/out/mantra1 の Driver タブの Disk File をオンにしてください。



  3. デフォルトでは、出力ファイル名は $HIP/mantra.ifd となっています。これは、現在のフレームを単一ファイルとして IFD に出力するための設定となります。

    連番として出力するために$HIP/ifds/test.$F4.ifdと変更します。

    これで、 hipのあるディレクトリに ifds という名のサブディレクトリが作成され、その中にifd ファイルが4桁 ($F4)の連番で出力されます。

  4. 一番上にあるValid Frame RangeをRender Frame Rangeに変更し、複数フレームをレンダリングできるようにします。デフォルトでタイムスライダーの最初のフレームと最後のフレームが読み込まれるようになっていますので必要に応じて、タイムスライダーの値を変更してください。



  5. この状態で Render ボタンをクリックすることで、画像の代わりに IFD ファイルが出力さます。

Houdini 16 より、Save inline geometry、Shared temp storage, Local temp storage の3つのオプションが追加されました。

  • Save inline geometry がオフの場合:IFD のシーンの概要記述部分とジオメトリ記述部分を別ファイルに分け、ジオメトリ部分は、Shared temp storage で指定されたディレクトリに別ファイルとして出力します。
  • Save inline geometryがオンの場合: IFD の中にジオメトリ情報も記述され、IFD ファイルが非常に巨大になる可能性があります。

Pyroなどシミュレーションキャッシュがある場合

IFDを出力する前にシミュレーションキャッシュを作成します。

  1. /obj/pyro_import/import_pyrofields ノードを選択します。

  2. Geometry File の値を下記のように変更します。
    変更前)$HIP/geo/$HIPNAME.$OS.$F.bgeo.sc 
    変更後)$HIP/geo/$HIPNAME.$OS.$F4.bgeo.sc 

    $Fの後ろに4を追加し、4桁でフレームを出力できるようにします。

  3. Save to File タブで Render ボタンをクリックしファイルを出力します。



  4. キャッシュの出力が終了したら、Load From Disk をオンにします。

    これにより、Houdini はシミュレーションする (import from DOP) のでなく、geo ファイルをロードするだけとなります。




  5. キャッシュをロードした状態で、Mantraノード>Driverタブで、Save inline geometry をオフのまま (デフォルト) で IFD の書き出しをもう一度行うと、Shared temp storage の中にジオメトリがもう一セット作られることになり。これではキャッシュに書き出した意味がなく待ってしまいます。

  6. IFD がキャッシュファイルを参照するためするには、import_pyrofields の Load From File タブで、Load を "All Geometry" から "Packed Disk Primitive" に変更。



    その後、Mantra ノードで Save inline geometry をオンにします。



    Packed Disk Primitive に変更後、IFD を出力することでIFD の中でキャッシュファイルを参照することになりShared temp storage にはジオメトリが出力されません。