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Deadline Repository の設定

■はじめに

Deadlineが適切に動作するためには、Deadline Repositoryに接続しているすべてのマシン上でDeadline Repositoryを表示できる必要があります。そのために、Deadline Repositoryフォルダを共有し、そのアクセス権を設定してクライアントに必要なアクセス権があることを確認する方法について説明していきます。

本ページは、Deadline Repositoryのインストール後の作業となりますので、インストールが済んでいない場合は下記ページよりDeadline Repositoryのインストールを行って下さい。

Deadline Repository のインストール [Windows OS]

 

■Deadline Repository の共有

Deadlineが適切に動作するためには、Deadline Repositoryに接続しているすべてのマシンにおいてDeadline Repositoryを表示できる必要があります。そのために、Deadline Repositoryフォルダを共有し、フォルダ/ファイルのアクセス権を設定してクライアントに必要なアクセス権があることを確認していきます。

クライアントは、Deadline Repositoryのルートおよびすべてのサブディレクトリーへの読み取りアクセス権が許可されている必要があります。さらに、Deadline Repository内の次のフォルダへの完全な読み取り/書き込みのアクセス権も必要となります。

  • jobs : ジョブ補助ファイルが送信時にコピーされるフォルダ
  • jobsArchived : アーカイブされたジョブをエクスポートするフォルダ
  • reports : ジョブとスレーブのレポートの物理ログファイルが保存されるフォルダ

上記の設定をするには、Deadline Repositoryのルートおよびそのすべてのサブフォルダに対して、すべてのユーザーからの読み取り/書き込み/実行権限を許可します。この設定は一番簡単な方法ではありますが、いくつかのセキュリティ上のリスクがあります。

次のフォルダは、レンダリングマシンで実行されるPythonスクリプトを含んでいるため、特に慎重です。 これらのフォルダは、読み取り/実行権限のみに制限することをお勧めします(書き込みアクセスなし)。

  • plugins Deadlineでサポートされているさまざまなレンダープラグイン用のPythonスクリプトが含まれています。
  • events :イベントプラグイン用のPythonスクリプトが含まれています。
  • scripts :モニターから実行できるPythonスクリプトが含まれています。
  • custom :このディレクトリには、追加のプラグイン、イベント、およびスクリプトを格納できます。

また、Deadline Repositoryオプションで補助ファイル用の別のディレクトリが設定されていない限り、 ジョブには通常、Deadline Repositoryのジョブフォルダに保存されている補助ファイルが追加されていることがあります。 これらの補助ファイルは、シンプルな構成ファイルからシーンファイルに及ぶ可能性があります。 これらのファイルには機密情報が含まれている可能性があるため、 ジョブディレクトリへの書き込みアクセスを信頼できるユーザーに制限することをお勧めします。

 

■Deadline Repository フォルダのアクセス許可の設定

Deadline Repositoryフォルダのアクセス許可を設定していきます。下記手順の画像はWindows 10からのものになりますが、手順は基本的にどのバージョンのWindowsでも同じ手順になります。

 

Deadline Repositoryがインストールされているマシンで、Windows Explorerを使用しインストールされているフォルダに移動します。Deadline Repositoryフォルダを右クリックし、メニューから[プロパティ]を選択します。
下図のプロパティのウィンドウが表示されまので、[セキュリティ]タブに移動します。
[編集]ボタンをクリックします。

permissions_1.png

アクセス許可のウィンドウが開きます。

permissions_2.png

グループまたはユーザー名の下に Everyone が存在していない場合、[追加]ボタンをクリックします。
(Everyoneが存在している場合は下記手順をスキップします。)

permissions_3.png
「ユーザーまたはグループの選択」のウィンドウが表示されますので、"選択するオブジェクト名を入力してください" の項目に Everyone と入力し、[OK]をクリックします。

アクセス許可のウィンドウに戻りますので、[グループ名またはユーザー名]Everyone を選択します。

permissions_4.png

[変更][読み取りと実行][フォルダの内容の一覧表示][読み取り][書き込み]が "許可" 列の下にすべて選択されチェックが入っていることを確認します。
確認後、[OK]ボタンをクリックして設定を保存します。

設定後、Everyone のアクセス許可が下図のようになっていれば設定は完了です。

permissions_5.png

 

■共有フォルダの設定

Deadline Repositoryフォルダに共有の設定をしていきます。下記手順の画像はWindows 10ですが、手順は基本的にどのバージョンのWindowsでも同じ手順になります。

Deadline Repositoryフォルダのプロパティを開き、[共有]タブに移動します。

share_1.png

"詳細な共有"[詳細な共有]ボタンをクリックします。

share_2.png

「詳細な共有」ウィンドウが開きますので、[このフォルダを共有する]にチェックを入れ、共有名 を指定します。
次に、[アクセス許可]ボタンをクリックします。

share_3.png

アクセス許可のウィンドウが開きます。
Everyone ユーザーを選択し、"フル コントロール"の許可にチェックを入れます。
[OK]ボタンをクリックし、アクセス許可のウィンドウを閉じます。

「詳細な共有」ウィンドウにもどりますので、[OK]ボタンをクリックし、Deadline Repositoryフォルダを共有します。

共有が完了すると、下図のようになります。

share_4.png

※ Deadline ClientはDeadline Repositoryへの完全な読み書きアクセスを期待しているため、単一のユーザアカウントを使用してすべてのマシンに共有をマウントすることをお勧めします。

 

 

 

 

 

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