カスタム非プロジェクトエンティティを使用すると、プロジェクトに関係なく
全プロジェクトの項目と相互リンクできます。
下記は、Pluginというカスタム非プロジェクトエンティティを作成して
全プロジェクトのショット(エンティティ)のデータと相互リンクさせる場合の設定方法となります。
■設定方法
サイト基本設定の
>エンティティ
カスタム非プロジェクトエンティティ
を選択し、サイト基本設定を保存します。
ここでは、”Plugin”という名前のカスタム非プロジェクトエンティティを
作成します。
新しいページを新規に作成します。
タイプをPlugin(エンティティ)
プロジェクト欄を空欄で作成してください。
(プロジェクト名を入れると、そのプロジェクトだけが対象になってしまいます。)
一見、通常のカスタムエンティティページですが、どこのプロジェクトにも
属さないPluginというページが、プロジェクトの外部に生成されました。
次は既存のどのエンティティと相互リンクさせるかを決めて、
Pluginエンティティに相互リンクフィールドを作成する必要があります。
ここでは、全プロジェクトのショット(エンティティ)と相互リンクさせたいので、
ショットへの相互リンクフィールドを作成します。
Shot_Linkという名前で、タイプをマルチエンティティ、
”ショット”(エンティティ)にチェックを入れて作成します。
共有プラグインの情報として、3つのデータを作成しました。
ここのShot_Linkフィールドが、全プロジェクトのShotデータとリンクできます。
AプロジェクトのShotのデータにおいて、Pluginへの相互リンクフィールドで、
Pluginデータを参照できています。
BプロジェクトのShotのデータにおいて、Pluginへの相互リンクフィールドで、
Pluginデータを参照できています。
Pluginの方でも,AのプロジェクトのShotの情報と、BのプロジェクトのShotの情報を参照できています。
下記のように、プロジェクトに関係なくショットのデータとリンクできています。
各プロジェクトのショットの方でも、各Pluginの情報が反映されています。
以上で完成ですが、このページユーザーに広く見ていただきたいものだと思いますので、
こちらを共有するための設定が必要です。
このページはプライベートページとして作成されていますので、
もし他のユーザーに公開したい場合は、ページの管理から、共有にチェックを入れます。
共有にチェックを入れ、ついでに☆をクリックしてお気に入り★にしてください。
Shotgunのどこのページにいても、お気に入りリストからすぐにPluginページにアクセスできます。
このページのURLを他のユーザーに共有すれば、このページを閲覧することができます。
※PluginのShotの情報は、各ユーザーが該当のプロジェクトにアサインされ、Shotの情報が
見える場合に表示されます。該当のプロジェクトにアサインされていない場合などは
閲覧権限に基づいて表示されません。
このように、既存のプロジェクトから、共通のプラグイン、資料などを
カスタム非プロジェクトエンティティを使って、プロジェクトの外部にそのページを
作成することで、プロジェクトに関係なく共通の素材へアクセスさせるような設定を
行うことができます。