原文 https://www.substance3d.com/blog/here-are-big-announcements-substance-day-siggraph-2019
SIGGRAPH 2019のSubstance Dayにおける基調講演は、数分前に終了しました。そこで、Substanceコミュニティといくつかの大きなニュースを共有しました。
Substance Painter: UVタイルを超えたマルチチャンネルペインティングが現実に
Substance PainterのUDIMワークフローは飛躍的に進歩しました。 基調講演の中で、UVタイルをまたいだペイントの最初のデモンストレーションを発表しました。
これが、Substance PainterでのUDIMワークフローの外観です。
2つの異なるワークフローを示す2つのデモでは、あるUVタイルから別のタイルへのシームレスなテクスチャリングが可能です。
最初のワークフローではThe FoundryのMariからプロジェクトファイルがインポートされ、2番目のワークフローではまったく新しいプロジェクトがUDIMを含むSubstance Painterにて作成されます。
UVタイルをまたいだペイントは現在も積極的に開発されており、現在は一部のユーザーに対してクローズドベータが行われています。
Project AnorigamiでのUVアンラップ
UDIMを使用すると、アーティストはテクスチャセットと解像度の壁を取り除くことができますが、それでも1つの障害が残り、それは重要な問題となります。その問題とはUVです。Project Anorigamiは、その最終的な障害を打破するためにUV作成を自動化することに取り組んでおり、妥協のない定性的なUV作成を可能にするAPIを開発しました。
今年後半にSubstance PainterでProject anorigamiの利用に関するもっと多くのニュースを共有するでしょう! そして思い出して頂くこととして、Substance Painter Summer 2019は先週リリースされ、最大193倍のスピードを誇るベイク機能、40の新しいスマートマテリアル、20の新しいスマートマスク、そして新しいスクリプトAPIの可能性を備えています。
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これは来週に予定されている0.8.0リリースと密接に関係しています。そのバージョンではマテリアル管理を手助けする多くの新機能を備えています:ローカルフォルダとの接続、マテリアルのタグ付けと評価、2つの専用ビューでのリアルタイムモニタリング、ランチャーへのライブリンク。
デライトフィルタもまた、いくつかの改良を加えており、新しいバージョンはまもなく一般公開にされるでyそう。これまでに得てきた結果の一部を以下に示します。
私たちが取り組んでいるもう1つの主題は、測光法、または一連の写真をスキャンするマテリアルです。今までのところ、私たちが進めてきたワークフローは、固定されたカメラと、各写真に正確かつ均等に配置された光源を使った簡単な設定を使用することでした。
組み立てはかなり簡単ですが、それでも多少制御された環境と照明が必要です。この新しい方法はもっと寛容です。カメラが固定されている限り、どんな照明条件でも必要なだけ多くの写真を撮ることができます。マテリアルは自動的に再構築されます。
Substance Source: 新しいマテリアルが進行中
これは極端なリアリズム愛好家の方のためのマテリアルです:archvizの専門家、VFX、そしてゲームアーティストなど。 Substance Sourceは、建築用の400種類以上のプロシージャルマテリアルでマテリアルブラリを拡張しています。 これにより、内外装を作成するための合計約600のカスタマイズ可能なマテリアルがもたらされます。 ライブラリが数週間で使用可能になりまづのえご期待ください!
興奮しましたか? もっとたくさんストックがあります。 高品質のスキャンされたサーフェスとアトラスのセットは、作業を次のレベルに進めるのことを手助けします。
築専用のマテリアル、新しいスキャンサーフェス、新しいアトラスは、2019年後半にリリースされる予定です。
ランチャーの拡張:新機能
数か月前にランチャーがリリースされましたが、そのユーザー基盤は着実に成長しています。コミュニティの熱意の結果として、アプリの範囲はより大がかりとなり、ランチャーはSubstanceエコシステムのハブに変わりつつあります。
このランチャーは無料で、ソフトウェアのダウンロードと更新、リリースノートへのアクセス、製品ニュース、ユーザーストーリーの入手、Substance Sourceからのマテリアルの直接ダウンロードを1か所で行えます。
次のランチャーバージョンでは、Substance Sourceから他のソフトウェアにマテリアルを送信し、サードパーティ製アプリケーションとのすべてのSubstance統合を管理し、最新バージョンに更新することができます。
Substance Designer:次期リリースの新機能
Substance Designer Summer 2019は近日中にリリースされる予定です。 それがもたらすものは次のとおりです。
ドットノード:パススルーとして機能し、グラフを新しい方法で整理することができます。ノード間にカスタムパスを作成するために複数のドットを追加できます。
ビューポートは、OpenGLビューでの異方性とクリアコートがサポートされアップグレードされています。
ノードドロップダウンメニューにもいくつかの改良が加えられています。 リンクをドラッグして新しいノードを作成しながら、関連するノードのみをフィルタリングやお気に入りのノードがいつも手の届くところにあるように統合したメニューを表示できるようになります。
ライブラリの高速化!チームは最適化に取り組み、シェルフを2〜6倍早く見られるようにしました。
MaterialXサポート:MaterialXは、ILMの友人によって開発されたマテリアルの説明フォーマットです。 これにより、ディズニーのアーティストは、映画、テレビ番組、ゲーム、VR体験、さらには玩具や派生製品の製造に至るまで、さまざまな用途に渡る幅広いプラットフォームで使用できるマテリアルを作成できます。ここ数年の間にチームが作り上げてきたこと、そしてそれが未来のマテリアル制作に何を意味するのかを説明します。
研究開発:今後に関するスニークピーク
私たちが取り組んでいる研究開発プロジェクトのいくつかを紹介します。