Houdini Digital Asset
Houdini デジタルアセットとは、Houdiniのシーンを構成するノードネットワークの一部を再利用できるようカプセル化、それにコントロールのためのパラメータを露出し、一つの独立したノードとして扱うことが出来るようにする仕組です。コンパイルが不要で、OS 非依存、ダイナミックにロード・アンロード・入れ替えが可能なプラグインと考えていただくと良いかと思います。
HDAの配置場所
ダウンロードや社内で配布されたHDAを常にHoudiniで読み込み可能にするには、HDAを以下の場所に保存します。
※下記以外にもあります。
※参照 https://ikatnek.blogspot.com/search?q=Houdini+Digital+Asset
- Assets -> Install Digital Asset Asset Library... を使用して、Digital Assetをインポートすることが可能です。
- $HOME/houdiniバージョン/otls
$HOME/houdiniバージョン/ (Windows の場合、デフォルトでは My Documents/houdiniバージョン/) 以下に otls という名のディレクトリを作成し、その中に配置します。
この場合、配置したファイルは保存した Houdini バージョンのみで使用可能。
ちなみに $HOME/houdiniバージョン は $HOUDINI_USER_PREF_DIR で定義可能です。 - $HOME/otls
ホームディレクトリに otls というディレクトリを作成し、その中に配置します。この場合、インストールされているすべてのバージョンで使用可能です。 - $HFS/houdini/otls
$HFS は Houdini のインストール先を示す (例: C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 16.5.311)。
$HFS 以下の houdini/otls には、Houdini に組み込まれた HDA が格納されています。そのため、ここに個人用のファイルを置くのはお勧めしません。保存した場合、使用可能なのは配置先のビルド (例: 16.5.311) のみとなります。 - 任意のディレクトリにHDAを配置するには環境変数HOUDINI_OTLSCAN_PATHを使用します。
環境変数はhoudini.envでも環境変数でも定義可能です。
例) D:\share\otlsをHOUDINI_OTLSCAN_PATHを定義する場合
Houdini16.5のみで使用する場合、D:\share\otls\houdini16.5\otlsフォルダを作用し、その中に保存する
全バージョンで使用する場合は環境変数値としてD:\share\otls;@otlsを指定します。
HDAをHoudiniで呼び出す
上記で定義されている状態で、Houdiniを起動し、Geoノード内でTabキーをおし、Digital Assetsメニューから作成することが可能です。