RedshiftでMaya(Renderを使用)、3ds Max(3dsMaxCmd.exeを使用)、Softimage(xsibatch.exeを使用)を使用してレンダリングする場合、レンダリングジョブに使用するGPUデバイスを指定できます。 コマンドラインからGPUデバイスを指定すると、Redshift preferences.xmlファイルは更新されないため、インタラクティブモードでMaya、3ds MaxまたはSoftimageを実行すると、Redshiftレンダリングオプションの[システム]タブで指定したGPUデバイスが引き続き使用されます 。
DeadlineとRoyal Renderを含むいくつかのレンダリングマネージャは、RedshiftでレンダリングするときにGPU選択をネイティブにサポートします。 ジョブに対して利用可能なGPUのサブセットのみを選択することは、例えば、最適なスケーリングのために単一のマシン上で複数のフレームを同時にレンダリングする場合に便利です。
前提条件
コマンドラインからレンダリングするには、Cinema 4Dアプリケーションのインストールフォルダにあるコマンドラインツールを使用します。 あるいは、Cinema 4Dアプリケーション自体も使用できます。
構文
Commandline.exe -redshift-gpu <device_id> -render c:\path\to\scene.c4d
ここで、<device_id>はレンダリングするGPUデバイスIDです。
例
GPUデバイス1のみを使用して 'c:\ path \ to \ scene.c4d'シーンをレンダリングする:
Commandline.exe -redshift-gpu 1 -render c:\path\to\scene.c4d
GPUデバイス0と1の両方を使用して同じシーンをレンダリングする:
Commandline.exe -redshift-gpu 0 -redshift-gpu 1 -render c:\path\to\scene.c4d
CommandLineツールは、レンダリング(フレーム範囲、画像出力オプションなど)をカスタマイズするための複数のパラメータをサポートしています。詳細については、Cinema 4Dドキュメントの「Cinema 4Dとコマンドライン」を参照してください。
GPUデバイスIDを確認するにはどうすればよいですか?
各GPUに関連付けられているデバイスIDを確認するには、いくつかの方法があります。
1つのオプションとしては、C:\ ProgramData \ Redshiftからテキストエディタでpreferences.xmlを開き、 "All Cuda Devices"の値を調べることです。 例えば:
<preference name="AllCudaDevices" type="string" value="0:Quadro K5000,1:Quadro 6000," />
この場合、Quadro K5000はデバイス0で、Quadro 6000はデバイス1です。